2019年6月15日 更新

世界遺産「仁和寺」で初開催の青もみじライトアップ!

写真好きの写真好きによる写真好きのためのイベント。スマホでも撮りやすいライティグ設定。三脚持ち込みOK!

仁和寺で期間限定ライトアップイベント

入口はこちら、仁王門より

入口はこちら、仁王門より

北野白梅町から立命館大学衣笠校を左手に、きぬがけの道(京都市道183号衣笠宇多野線)
をさらに西へ西へ。龍安寺をさらに超えたところにある仁和寺。
「仁和寺にある法師」で始まるフレーズ懐かしく、吉田兼好の徒然草にも登場します。
京都でも指折りの紅葉の名所にて、初の”青もみじライトアップ”を16日まで開催中。

近年、京都でもライトアップやプロジェクションマッピング増えてますが
今回は本当にカメラや写真が好きな人たちがやっているんだなあと、実感できる
まさに”カメラ好きのカメラ好きによるカメラ好きのための”素敵なイベントでした。

入口の正門は、工事中でこんな感じでした。
仁王門をくぐると

仁王門をくぐると

正門をくぐると、正面に金堂が見えてきます。
でも、あれ?ライトアップイベントやんね?
という感じで、入口や道中は意外と照明控え目で間接照明くらい。

その理由は後からわかったのですが、撮影ポイントはあくまで三か所に限定し
スタッフにより、きちんと管理されカメラ撮影のために、徹底して配慮されていたのです。
道中は間接照明のみ

道中は間接照明のみ

道中はこんな感じで間接照明のみ。
平日夜だったので人もパラパラと。

三脚持ってる人もいれば、スマホやタブレットで撮影されている人もいます。
青もみじ

青もみじ

ポイントポイントで浮き上がるようにライトアップ。

三か所の撮影ポイント&徹底して撮りやすさにこだわった気配り

撮影ポイント①九所明神

撮影ポイント①九所明神

そしてたどり着いた最初の撮影ポイント。
入口からここまで5分ほど砂利道を歩きます。

スタッフさんが立っていて、「5名ずつでお願いします」と制止されます。
人は少なかったのですぐ順番回ってきましたが、交通整理してくれるので
フレームに人影が入ってきたりすることもなく、ストレスフリーで撮影できます。

撮影する対象はしっかりライトアップ、撮影ポイントは限定、全員が撮りやすいように
しっかりと交通整理。すごくしっかりしているなと感心しました。

周りが暗いのも納得。
写真が撮りやすいよう、背景に余計な光が入らないように、という配慮のようですね。
撮影ポイント②五重塔

撮影ポイント②五重塔

こちら二番目の撮影ポイント。
松の葉の間から、そびえたつ五重塔。
なかなかインパクトあります。

撮影する人たちも、周りの人の邪魔にならないように順番に。
ここにもスタッフがいて、交通整理してくれます。

最後の撮影ポイント

撮影ポイント③金堂

撮影ポイント③金堂

そして、最後の撮影ポイントへ。金堂です。

ここは、一人一人順番に並んで、撮影スポットについて撮影します。贅沢ですね。
そのため、「ひとり1分でお願いします」との声かけ。みんな待ってますからね。
そこで長居するような人も当然いないわけです。

また、若いお坊さんが待機しており、写真撮影のモデルにもなってくれます。
私の前の女性には「いいです」と断られており、ちょっと笑いました(笑)
いざ、撮影

いざ、撮影

せっかくなので、お坊さんにご協力いただきました(笑)
笑顔で「前向きでも後ろ向きでも、手前でも奥でもいいですよ~」
とのことだったので、お言葉に甘えて色々やってもらいました。
1分以内で。
後姿

後姿

正面はさくっと数枚撮って、次は「後ろ向いて下さーい」。
それもさくさくっと撮って、「じゃあ今度は、向こうで!」
なんせ1分以内ですから。
お堂の前で

お堂の前で

お堂の前に移動してもらうとき、お坊さん猛ダッシュ!!(笑)
待機している自分の後ろからもスタッフやお客さんの笑い声が聞こえてきて
こちらもお願いしている手前、ちょっと申し訳なく気恥ずかしい...(笑)
パシャパシャと撮影して、遠くから「ありがとうございました~!!」
とお礼を言って、次の人へ席を譲ります。
しゃあないですね。持ち時間1分ですから。
裏側から見た正門

裏側から見た正門

お坊さんも移動で時間使わせることがないよう、頑張ってくれるし
スタッフさんも「いい写真撮れましたか?」と気さくに声かけてくれたり
気配りがすごい。そして、何よりみんな仁和寺や写真が好きなんだなあ
とひしひしと感じられ、とても楽しい撮影会でした。

イベントは6月16日(日)まで開催中です。
この機会にぜひ足を運んでみてくださいね。

参加者の声

イベント概要

青もみじライトアップ2019 
~仁和寺の風景を未来に残すプロジェクト~

開催日時:2019年6月6日(木)~6月16日(日)
     19:00~22:00(18:00受付開始、21:00受付終了)

会場:総本山仁和寺(京都市右京区御室大内33番地)境内(駐車場ありません)
参加費:2000円(拝観料の一部が文化財保護に充当されます)
    高校生以下500円
    障害者手帳をお持ちの方無料(本人のみ)
    ※オンライン受付が終了していても会場にて当日券が購入できます
受付・販売場所:仁和寺正門横の受付
公式ページ:https://ninnaji.tokyocameraclub.com/aomomiji2019/
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TOMY TOMY