2021年4月3日 更新

【京都豆知識】iPhoneユーザー辞書にデフォ登録の謎地名『雲母坂』はこんな場所

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は左京区修学院にある難読地名としてもおなじみの場所。iPhone機能のユーザー辞書になぜかデフォ登録されている京都に実在する謎の場所へ行ってきました。

難読地名『雲母坂(きららざか)』はこんな場所☆

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たまたま観ていたテレビ番組。
そこで、iPhone機能の一つである『ユーザー辞書』のことが紹介され、その中になぜか最初から登録されている謎ワード『雲母坂(きららざか)』。

番組出演者にとってはなんじゃそら?なワードみたいでしたが、京都人にとっては難読地名の代表格的扱いの地名として知られ、実際実在する場所。

ちなみに私のiPhoneにも最初から登録されてました。ウマーとか恥ずいのも若干自分で登録してますが(笑)
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話には聞く雲母坂ですが、そういえば実際には行ったことなかったな、と思い訪ねてみることに。

左京区修学院。東山連峰の裾野に詩仙堂、圓光寺、曼殊院、さらには修学院離宮など京都のそうそうたる観光名所が南北に連なるエリアでもあり。その曼殊院を少し北へ上がると登場する宿泊施設、関西セミナーハウス。
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その脇に雲母坂の案内板があります。
源氏物語にもゆかりある古道で、日本仏教の母山・比叡山延暦寺へ続くルートの一つにも数えられます。

坂の名である「雲母」の由縁は、京都市内から見ると、この坂から雲が生じるように見えるためとか。さらに、この坂に雲母が含まれる花崗岩由来の砂が多いためという説も。これには諸説あり。
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ここから比叡山に続くわけですが。
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途中、高野川に合流する音羽川沿いを登っていきます。
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その音羽川を横切る雲母橋。
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その雲母橋を渡ると、新たな石碑。『親鸞上人旧跡きらら坂』とあります。

浄土真宗の宗祖・親鸞が9歳のころの治承5年(1181)、青蓮院で出家し、叡山(比叡山延暦寺)へ修学のために登り、29歳のころの建仁元年(1201年)叡山を下り、六角堂へと百日参籠を行うために下山した道とされています。

個人的に知るところとしては、比叡山千日回峰行の阿闍梨さんが通る行者道。あとは勅使坂であったり、とにかく比叡山と京を結ぶ、歴史ある坂道。
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さらに進むと、比叡山の登り口にたどり着きます。この時は軽装で登山する意志なく退散。ですが、数々の歴史の重ねた古道を経て比叡山を目指すことができるルートで、もはやここまでくるとiPhoneユーザー辞書のことをすっかり忘れてしまうような、そんな場所です(笑)

基本情報

名称:雲母坂
場所:京都市左京区修学院辻ノ田町
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