2023年6月25日 更新

【京都和菓子】夏越の祓6月30日必食『水無月』は予約がオススメ☆四条寺町老舗「仙太郎」

おおきに~豆はなどす☆今回は下京区四条寺町にある和菓子の老舗本店。夏越の祓6月30日に、昔から京都で食べる和菓子『水無月』が絶賛販売&予約受付中。

昔から京都で夏越の祓6月30日に食べる和菓子『水無月』

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下京区、四条寺町下がった場所にある、創業130年の歴史ある京菓子の老舗『仙太郎』本店があります。この日はまだ少し時期的に早いものの、6月30日の夏越の祓に食べる季節菓子『水無月』を買い求めにやってきました。
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店前のショウケースにも飾られています。

『夏越の祓(なごしのはらえ)』とは、6月30日に執り行われる神事で、正月から六月までの半年間の汚れを祓い清め、残り後半の無病息災を祈願します。その際、京都では昔から水無月を食べる習慣があります。かつて旧暦の6月の暑い盛りに、氷室から切り出した氷を都へ運び、食して暑気払いする習慣が宮中にありました。ですが、当時貴重だった氷が庶民の口に入ること叶わず、江戸時代にそれに代わるものとして考案されたのがこの『水無月』。
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店内には水無月をはじめ、季節の和菓子、さらには仙太郎で定評のあるおはぎも多彩。わりと餡子好きの人に、仙太郎ファンが多い印象です。丹波にある自社農園で栽培された丹波大納言小豆を使用し、他、近江、大和、但馬など国産食材にこだわってお菓子を作られています。素材の味を活かした素朴な味わいのお菓子が仙太郎の魅力ではないか、と個人的に思っています。
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さらに夏らしい季節菓子、葛菓子もあります。見た目にも涼やか。
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で、毎年夏越の祓当日の6月30日は店前に行列が出来ていることしばしばだったりします。それは他の有名和菓子店でも同じで、中には当日早々に完売するところもあったり。スムーズに購入するなら予約することをオススメします。こちらでは6月28日まで受付中。
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で、今回はお店で提供されている3種類、白(プレーン)、黒(黒糖)、抹茶を購入。一部親戚に分けました。
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そして、いつも私の好みから一択の黒糖を今年も(笑)
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台座部分がこんな感じになります。

外郎(ういろう)生地に小豆をのせ、三角形にカットされたもので、それぞれに意味があり、水無月の上部にある小豆は悪魔払い、三角の形は暑気を払う氷を表しているといわれています。
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そして実食。

切り分ける際にも、適度な弾力とそのモチモチ感が印象的。そして食べてみると、黒糖のコクのある甘味と風味、それに負けず劣らすの大納言小豆の形状の存在感。炊きあがりのご飯のように、小豆が立っている感じ(笑)そして、それらを包み込む外郎の舌にまとわりつく食感。

美味しい和菓子を食べて無病息災を願う、ちょっとうれしい慣習でもあり(笑)ぜひ、この機会にご賞味あれ!ヨ~イヤサ~♪

詳細情報

名称:仙太郎 本店
場所:京都市下京区寺町通り仏光寺上る中之町576
電話番号:075-351-0557
営業時間:8:00~17:30
定休日:1月1日、7/4~7/6(臨時休業)
関連サイト:http://www.sentaro.co.jp/index.html
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