2019年7月7日 更新

【京都スイーツめぐり】老舗甘味処『梅園』姉妹店!洋菓子感覚の和スイーツ☆「うめぞの茶房」

おおきに~豆はなどす☆今回は鞍馬口通沿いにある老舗甘味処『梅園』の姉妹店。フルーツや洋菓子向け素材を和菓子にアレンジした創作スイーツが女子に人気。

老舗甘味処『梅園』プロデュースの新感覚和菓子店

 (157529)

鞍馬口通り。京町家リノベーションの甘味処。
この日たまたまこの近くを通りかかり、意外と空いてそうだったので入店することに。

 (157530)

老舗甘味処『梅園』の姉妹店で、新感覚の和スイーツ・かざり羹が人気のお店。
今では京都伊勢丹にも出店し、テイクアウトでかざり羹を販売。
 (157531)

店内は2階建て。まず1階で注文、会計を済ませ2階席でいただくシステム。

1階は暖簾の奥に調理場があり、手前にガラス張りのショウケース。シンプルで古い建具を使い落ち着いた雰囲気の店内。
 (157532)

ショウケースには色とりどりのかざり羹が並びます。

かざり羹とは、寒天とわらびで練り固めた餡に、果物、ナッツ、ハーブや生クリームなどをあしらった新感覚のスイーツ。 一見羊羹にトッピングしたようにも見えます。

 (157533)

そして、ドリンク類メニュー。
日本茶を中心にフレッシュフルーツと日本茶を合わせた季節のお茶などもあり。
 (157534)

他、季節メニューもあり。
この日は新しょうがと桃の志るこ氷、シトラスクリームあんみつ。ちょうど暑い季節にピッタリ。

友人と注文を済ませ、2階へ。
 (157536)

わりとこじんまりとしたスペース、元は2間あったんだと思いますが、フローリングに統一し、漆喰や柱の感じがどこか懐かしいレトロ感。昭和木造建築的で。
 (157535)

天窓があり、光が取り込まれ、古い昔の京町家はどこも薄暗い雰囲気ですが、自然光で明るい雰囲気でもあり。裸電球もありシンプル。
 (157537)

木製の簡素な書棚やテーブル、椅子など、昔の学校を思わせるような雰囲気でもあり。
 (157538)

しばらくして登場のこちらは友人チョイス。季節の甘味・シトラスクリームあんみつ、お茶付。
 (157539)

クリームあんみつにさっぱりとした日向夏ソースを合わせ、自家製のきびみつが添えられています。
味見させてもらいましたが、日向夏の酸味を加えた至ってシンプルで夏らしい甘味。
 (157540)

そして、私が注文したかざり羹・レモン。そしてお抹茶はお薄で。
 (157541)

今回はレモンをチョイスしましたが、他カカオ、ジャスミン、フランボワーズなど、和菓子ではあまり登場しない洋菓子向け素材を使用した水羊羹のような。

通常の羊羹だと、当然あずき色なわけですが、こちらはレモン色ということですかね。
 (157542)

お抹茶は宇治茶の老舗・堀井七茗園の松の昔を使用。

 (157543)

まずは一口。
切った感触は羊羹のそれよりも、モッチリした感覚あり。食べてみるとさらに舌触りの感じの繊維分もわりと感じられ、白餡ベース。そしてレモンの酸味。ゼリーともちがうし、羊羹ともちがうような。不思議な感覚。さらにクリームやほうじ茶粉で洋菓子のようでもあり。

お抹茶に合せるのも、なんとも不思議な感触。考えてみると、もともとのオーソドックスな和菓子で酸味を用いたものってあまりないですし。最近ではイチゴ大福などの創作系も一般的ですが。

私はどちらかというと和菓子に関しては保守派ですが、こういうのも和菓子があまり得意でない若い人にも垣根なく受け入れられるのかな、と。スイーツの多様性ということで。

ヨ~イヤサ~♪

うめぞの茶房 への口コミ

詳細情報

住所:京都市北区紫野東藤ノ森町11―1
電話番号:075-432-5088
営業時間:11時30分~19時(L.O.18時30分)
定休日:不定休
公式サイト:http://umezono-kyoto.com/nishijin/
21 件

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

豆はなのリアル京都暮らし☆ヨ~イヤサ~♪ 豆はなのリアル京都暮らし☆ヨ~イヤサ~♪