2023年2月19日 更新

早朝営業!最高級の本枯節削り立て鰹節丼朝食☆「節道」

発酵で健康!京都発酵食品部です☆今回は2019年6月にオープンした鰹節丼専門店。朝は早朝7時から営業し、朝食提供。最高級の本枯れ節を使った鰹節丼が食べられるお店。

鰹節丼専門店の朝食

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三条堺町下がる。
休日の早朝、2019年6月にオープンしたとある発酵食品を扱うお店で朝食を食べようとやってきました。

すぐ近くには京都老舗珈琲専門店であるイノダコーヒ本店。まだ朝7時過ぎだというのにこの行列。観光シーズンということもありますが、休日のイノダは行列必至。
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そんなイノダを横目に、目的のお店はその向かいにある、三条食彩ろぉじにあります。

細いろぉじ(路地)に飲食店が立ち並ぶ、昨年オープンした建物。その一角にあります。
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2019年6月にオープンした鰹節丼専門店。鰹節といえば発酵食品なので気になりやってきました。
もしかしたら、京都で鰹節丼専門店てカテゴリーは初めてではないでしょうか。
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こんな細いろぉじの奥にあります。
さっきから意識的に『ろぉじ』と書いてウザいと思う方もいるかもしれませんが、京都の方言ですかね。路地のことをわざわざ「ろーじ」と伸ばして呼称。
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そのどん突き手前にあるこちら。早朝6時から営業。朝活派には強い味方。
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店内はカウンター、テーブルがあり15席。今回はカウンター席へ。
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メニューはこれだけ。鰹節丼専門店といことで。そして、朝は朝定食600円1本。昼はこれにおばんざいが付いて800円。どちらも卵は食べ放題。

※現在、朝定食は800円、卵食べ放題は終了しています。
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使用されてる食材はごらんのとおり。

メインとなる鰹節丼に使用する鰹節は高知県竹内商店の最高級の本枯節。本枯節はカビを表面に付けて余分な水分を飛ばし熟成させているので、発酵食品にあたります。

そのほか、米は京都米、おばんざいは湯波吉、おつけもんはもり、卵は京都丹波産、醤油はさんきち使用。
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で、カウンターにはその自慢の本枯節が並んでいます。
本枯節というと、鹿児島産を想像しますが、あまり見かけませんが高知も良質な鰹節の産地でもあり。
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注文を聞いてから目の前で鰹節を鰹削り器で削りはじめます。
こだわりの料亭などでは注文きいてから削り始めるお店、これまで何軒か出会いましたが。鰹節は風味が命。

鰹節も雄節と雌節、さらに背節と腹節があり、料理によって使い分けされますが、こちらでは鰹節のいろいろな味わいを体感してもらいたい、ということでミックスして丼で提供されています。

鰹削り器も木製やスケルトンなど東京の鰹節老舗「にんべん」のものを使い分けされていました。
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しばらくして登場の朝定食がこちら。
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食べ方はこうです。
最初鰹節で味わい、つぎに醤油をかけて。さらに卵をかけてTKGに。仕上げで出汁茶漬けにして〆るという流れ。
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まずは鰹節丼。このままで。ふんわりたっぷりと鰹節がのっています。すでにこの状態で鰹節のいい香りが漂います。

昔、うちの実家の漬物屋の並びに鰹節屋があって、そこでよく削り立ての鰹節をつまみ食いさせてもらってた幼少期なんですが、その時の薫り高い鰹節の風味の記憶がよみがえるような。そんな幸せないい香り。
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かなり薄く削られ、大工だったらかなりの職人芸的カンナ使いの花がつお。
で、食べてみます。上品な旨みと燻製の香り。口どけもよく上質であることがわかる削り立ての鰹節。
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ほんの1、2滴ほどこだわりの醤油を垂らし、さらに鰹節とご飯を楽しむ。
俗に言う「ネコまんま」とは、けた違いクオリティ。
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お味噌汁、なんか具なしでしたが(汗)
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おつけもん類と味変のわさび、生姜おろし。
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さらにもう一つの食べ方で、大半の方がこちらをメインに食べに来られているような。京都丹波産卵食べ放題のTKG。白身を分けて黄身だけ乗せて食べることもできるようになってました。
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卵液も鰹節に滲みこませつつ、いただく。
鰹節好きならそのままのほうがより味わいを感じられますが、卵でマイルドに。
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食べ放題ということで、卵2個目に突入。卵液だくだく状態で。
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そして、少しご飯を残した状態で特製だしをかけて出汁茶漬けに。鰹の旨みさらに出汁で追加。
さらさらといただきました。
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鰹節を軸に思い切った意外性ある業態だなという印象と、早朝7時から営業している希少さ。
そして、朝食としてはシンプルながらけっこう理想的な丼にも思えたり。上質な鰹節を食べられるし。

今後は、もしかしたら本枯節の種類を増やし食べ比べることも検討中とのこと。最高級の本枯節の美味しさをご賞味あれ!

詳細情報

住所:京都市中京区道祐町135−1 三条食彩ろぉじ内
電話番号:075-286-3956
営業時間:06:00〜15:00
定休日:無休
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