2019年8月9日 更新

【京都氷菓めぐり】世界遺産・下鴨神社の糺の森で食べる極上あずきバー『氷の花』☆休憩処「さるや」

おおきに~豆はなどす☆今回は世界文化遺産・下鴨神社、糺の森にある甘味処。夏場は氷菓が人気だが、その中で注目の『氷の花』をいただいてきました。

糺の森の緑の中で食べる極上の美味しさ『氷の花』

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左京区下鴨にある、世界文化遺産下鴨神社。この日はちょうど夏越神事の準備が施された境内。
楼門に茅の輪が設置されていたり。他、糺の森ではこれから予定されているチームラボの恒例イベント準備も。
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本殿参拝後、鳥居前にある甘味処で冷たいものをいただこうとやってきました。わらび餅で有名な「茶寮 宝泉」を手がける宝泉堂が手がける甘味処『さるや』。
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夏場はかき氷が特に有名で人気。他にもお茶とお菓子、冷やししるこなどいろいろありますが。
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こちらは以前食べたことのあるかき氷・いちご。「鴨の氷室の氷」を再現した初雪のような純白の氷を使用。
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そして、こちらの代表的銘菓であり、下鴨神社名物の申餅。お菓子には下鴨神社の御神紋ふたば葵の絵柄の入ったお茶碗でほうじ茶も添えられます。
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で、今回のお目当てはこちら。『氷の花』と呼ばれる、要はあずきバー400円。これをいただきに来ました。
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受付で思わず「あずきバーください!」と注文しましたが、店員さんにニッコリ微笑みながら「氷の花ですね」と添削されつつ代金を払う(笑)

ほどなくして、茶懐石なんかに登場する八寸のお盆に乗せられて登場。この風貌見て、あずきバーと呼ぶにふさわしくないことがわかりました(笑)
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この氷菓を『氷の花』と呼ぶ所以。

下鴨神社の神事、氷室開きの際にお供えされる「ゆずり葉を敷いた氷」は、雪の降る前の葉っぱの表面が氷結し小さな花が咲いたように見えることから『氷の花』とも呼ばれる。それに見たてた氷菓。なんとも霊験あらたかな氷菓とも言えます。
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そして、こちらが氷の花。かなりの小豆のつぶつぶ感がわかります。
古くから邪気を祓う力があるとされる小豆。こちらでは丹波産の大納言小豆をふんだんに使用。

さらに、持ち手部分ですが、夏越神事でも使用されるお清めの斎串(いぐし)に見たてた竹を使用し、無業息災を願う氷菓に仕上げてあります。
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で、一口。
小豆の上質さに驚き。かなり大粒で、そして凍らせてもその食感や風味が損なわれることなく、その存在を主張する美味しさ。小豆自体の艶やかさにも目を見張るものがあり。そして濃厚。
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砂糖と小豆だけで仕上げた、まがいものナシ。これはあずきバー発言撤回(笑)
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涼やかな下鴨神社、糺の森の涼やかな深い緑に癒されつついただく氷の花。参拝後の仕上げ、夏の暑い盛りにぜひご賞味あれ!

ヨ~イヤサ~♪

さるや への口コミ

詳細情報

住所:京都府京都市左京区下鴨泉川町59、下鴨神社境内
電話番号:075-781-0010
営業時間:10:00~16:30
定休日:無休
公式サイト:http://www.shimogamo-jinja.or.jp/
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