2021年6月18日 更新

【京都和食】鱧や鮎などめくるめく旬の味覚のお値打ちコース☆御所南名店「実伶」

おおきに~豆はなどす☆今回は中京区、御所南にある和食店。アラカルトとコースをチョイスでき、今回はコースで。旬の味覚が目白押しのお値打ちコース。

首尾一貫☆旬の味覚のオールスターが登場

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中京区御所南、地下鉄丸太町駅から徒歩3分の場所にあるこちらの和食店。友人から著名人も足しげく通う有名店と聞き、予約してやってきました。初訪です。
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6月になったら新型コロナ感染拡大予防の非常事態宣言もきっと終了し、晴れてお酒を心置きなく飲めるだろう、と敢えて前月に予約して臨みましたが、まさかの延長でアルコール提供休止延長(号泣)

お店からも事前に酒類提供できませんがどうします?と確認電話がありましたが、久々の友人との食事会、酒がなくとも楽しめるだろう!ということで続行。そして不幸中の幸いというか、お店ではアラカルトかコースか料理を選べ、今回はコース、1万or1万3000円のうち後者で予約しました。
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このコロナ禍で、どこもテイクアウトメニュー提供されていますが、こちらでも二段弁当を提供されてるようで、営業中お弁当を取りに来られる方もポツポツいらっしゃいました。
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店内はカウンター8席と奥に個室6席あり、今回はカウンター席へ。

広々とした白木のカウンターに北欧調のローチェア。ゆったりとくつろげる空間。カウンターはわりと広めな間隔でパーテーションも設けられていました。
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聞いていた通り、飲み物はソフトドリンクのみ。
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ノンアルビールもありましたが、あくまでもクセのないものを、とペリエに(笑)
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今回はコースでお願いしましたが、アラカルトだとこんなラインナップ。旬の味覚が並びます。値段が表示されていないところに一瞬ビビりますが、口コミなどを見ていると皆お値打ちだと評価され、腰を抜かすような会計にはならないみたいです(笑)
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で、お料理スタート。

まずは先付。舞鶴産鳥貝と新小芋にうすい豆のペーストを合わせたもの。甘酢みょうがや花穂紫蘇もあしらいに。一瞬器の下氷?とカチカチ叩いてましたが涼やかなガラスの器(笑)どれも優しい味わい。お酒飲みたいな~と、つい口をつく。
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椀物。
白甘鯛と自家製ひろうす、新じゅんさい。あしらいに小ぶりのオクラ、リング状のすだち皮。小さめのじゅんさいたっぷり。意外としっかりと旨味強めな白甘鯛が他淡泊な食材といいバランス。出汁も上品。
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お造り。
和歌山産鰹は針状の薬味を添えて、昆布締めキス、淡路産赤ウニ。特に赤ウニの濃厚さに悶絶。
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焼もの。
鮎です。これだけで、この季節に来れてよかったなぁ~と(笑)奥琵琶湖、高島のコアユの塩焼き。たで酢も用意されていましたが、なにもつけずにそのままでも、と。
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腹びれで空中遊泳中のコアユたち(笑)ぱっくり口を開けて炭火焼され、限りなくカリカリと香ばしく絶品。小ぶりなコアユならではの美味しさ。
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器が素敵すぎる一品でした。
朝採れの賀茂ナスをはちみつで炊いたん、そして上から胡麻だれ。こういうのが美味しいと感じる、もはや夏ですなぁと。
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御凌ぎ。
とうもろこしのかき揚げ付き蕎麦。とうもろこしの甘いこと甘いこと。わりと細目の喉ごしいい美味しいお蕎麦でした。そばつゆもしっかりめ。
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冷菜でしたね。
五島列島で採れた黒アワビの柔らか蒸しに白ずいきとミニアスパラ、手前黄身酢のソース。黒アワビのいい分厚さを嚙みしめ楽しむモグモグタイム。ほのかに酸味の入った黄身酢のアクセントもまたよし。
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さらにお鍋が登場。ちょっと先取りの鱧しゃぶ。7月の別名『鱧祭り』とも呼ばれる祇園祭シーズンなら、どこもかしこも鱧であふれかえっている頃ですが(笑)
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これを目の前でしゃぶしゃぶとご主人がやってくれます。姫気分です(中年ですが爆)
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ひらひらと花びらのごとくに骨切りされた淡路産鱧、黄ニラ、クレソンを自家製のポン酢とともに。いい脂とそれが染み渡る出汁、黄ニラやクレソンの風味と食感がいいアシストに。
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最後に土鍋炊き込みご飯。
香ばしく焼かれた琵琶湖産天然鰻、新ゴボウ、枝豆入り。
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そこに、なめこのお味噌汁とぬか漬け付。ご飯、おかわり三昧で土鍋分完食。鰻の皮の香ばしさと脂がご飯にシミシミで美味かった!
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最後水菓子はそれぞれ別のものをチョイスし、私はビワゼリー。2層になっていて、下層にビワ果肉たっぷりのゼリーが。
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友人は自家製プリン。ここでリキュールだったか、お酒がかけられます!ということで、心置きなくお願いして(笑)カラメルの苦みとほわっと香り立つアルコールの風味する大人の味わいのプリン。

どのお料理も季節の味覚をふんだんに、しかもオールスターぞろいで使用し、ずーっとワクワクが止まらない構成。そして、かなりのお値打ちという印象。きっとコロナ禍でアルコールがなくとも客に喜んでもらおうというお店の気概も感じました。また行きたいし、今度はお酒をたしなみつつ料理を味わいたい!と思える素敵なお店でしたね。

ヨ~イヤサ~♪

詳細情報

名称:実伶
場所:京都市中京区竹屋町通室町東入亀屋町143-2
電話:075-251-2007
営業時間:17:00~21:30(L.O) ※コロナ禍による時間変更の可能性あり
定休日:水曜日
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