佛光寺の南側にたたずむ日本料理店の名店
四条烏丸エリア、佛光寺の南側にたたずむ日本料理の名店「観山」。
2016年オープンと比較的新しいお店ですが、店主の八木さんは名門「嵐山吉兆」や「柊家」で研鑽を積み、独立。
ミシュランガイドにも掲載され、高い技術と深い造詣から生まれる料理の数々が評価されています。
また祇園の古美術商がご実家とあって、器へのこだわりも格別です。
2016年オープンと比較的新しいお店ですが、店主の八木さんは名門「嵐山吉兆」や「柊家」で研鑽を積み、独立。
ミシュランガイドにも掲載され、高い技術と深い造詣から生まれる料理の数々が評価されています。
また祇園の古美術商がご実家とあって、器へのこだわりも格別です。
店内に入ると、まず立派な掛け軸が迎えてくれます。
店内はカウンター席のみ。細やかな調度品のひとつひとつからも、おもてなしの心が伝わってきます。
ランチ営業は水曜・金曜・日曜。一斉スタートではなく、コースも昼夜別で2種類あり、都合や予算に合わせて選ぶことができます。
今回は、月替り2月の25,000円(税込・サービス料10%別)のコースをご紹介します。なお、完全予約制です。
店内はカウンター席のみ。細やかな調度品のひとつひとつからも、おもてなしの心が伝わってきます。
ランチ営業は水曜・金曜・日曜。一斉スタートではなく、コースも昼夜別で2種類あり、都合や予算に合わせて選ぶことができます。
今回は、月替り2月の25,000円(税込・サービス料10%別)のコースをご紹介します。なお、完全予約制です。
汲み出しは生姜ほうじ茶。まずはほっと一息つき、お食事への期待が高まります。
「観山」では、京野菜を主役に据えた料理を手がけており、とくに修学院離宮の地で育った野菜を多く使用。店主自ら毎週のように生産者のもとへ足を運ばれています。
先付けは車海老、湯葉、蕪、畑菜のみぞれ餡掛け。車海老の上品な旨味、野菜の甘みと食感を活かした優しい味わい。身体にすっと染み入るような一品です。
先付けは車海老、湯葉、蕪、畑菜のみぞれ餡掛け。車海老の上品な旨味、野菜の甘みと食感を活かした優しい味わい。身体にすっと染み入るような一品です。
鯖のきずしは軽く炙り、自家製の千枚漬けと土佐酢を合わせて。椎茸の旨味も加わり、味わいに厚みが生まれます。
鯖のフレッシュな旨味と酸味をダイレクトに楽しめ、千枚漬けと椎茸が食感のアクセントに。思わずお酒が進む一皿です。
鯖のフレッシュな旨味と酸味をダイレクトに楽しめ、千枚漬けと椎茸が食感のアクセントに。思わずお酒が進む一皿です。
ビールのあとは日本酒。いただいたのは京北町・羽田酒造の「脱兎」です。
酒器は好きなものを選ぶことができ、多くは明治時代のものだそう。籠は店主の手作りとのことです。
酒器は好きなものを選ぶことができ、多くは明治時代のものだそう。籠は店主の手作りとのことです。
お造りは天然の平目と本鮪。丁寧に盛り付けられ、野菜も添えられています。
「観山」の名物といえば自家製の梅肉醤油。梅肉にたっぷりのわさびをとき、軽く醤油をくぐらせていただきます。
梅肉のまろやかな旨味と酸味が加わり、刺身がワンランク上の仕上がりに。実は魚だけでなく、野菜や肉にもよく合います。お土産として購入することもできます。
梅肉のまろやかな旨味と酸味が加わり、刺身がワンランク上の仕上がりに。実は魚だけでなく、野菜や肉にもよく合います。お土産として購入することもできます。
平目のカルパッチョ仕立て。ひらめの食感も楽しめ、酸味もありさっぱり。和食のような洋風のようでも、同じひらめのお造りですが、全然違う味わい、風味です。
日本料理の花形 お椀は、氷とうふとマナガツオに菜の花と柚子をあしらっています。
澄んだお出汁に、たっぷりと出汁を含んだ氷とうふが驚きの美味しさ。マナガツオの繊細な旨味に、菜の花のほのかな苦味が味わいに立体感を加えます。
澄んだお出汁に、たっぷりと出汁を含んだ氷とうふが驚きの美味しさ。マナガツオの繊細な旨味に、菜の花のほのかな苦味が味わいに立体感を加えます。
そして圧巻の八寸(2人分)。2月ということで節分をテーマにした内容で、深い造詣と技術がなければ組み立てられない一皿です。観山名物の八寸を目当てに来店されるお客さんも少なくありません。
ちなみに手作りの絵馬の「福ハ内」は、裏返すと「鬼ハ外」に変わる仕掛けになっています。こういう心遣いも粋ですね。
ちなみに手作りの絵馬の「福ハ内」は、裏返すと「鬼ハ外」に変わる仕掛けになっています。こういう心遣いも粋ですね。
この八寸だけで四合瓶が空いてしまいそうな充実ぶり。最近は八寸を出す日本料理店が減っている中で、貴重な存在です。
こちらには、ナマコ柔らか煮のおろし和え、いなり寿司、堀川牛蒡のねぎ味噌が盛り付けられ、柊の裏にはからすみ餅が隠れています。
こちらには、ナマコ柔らか煮のおろし和え、いなり寿司、堀川牛蒡のねぎ味噌が盛り付けられ、柊の裏にはからすみ餅が隠れています。
さらにモロコ甘煮、日の菜、月光百合根、イワシ梅煮、赤水菜、カキフライ(玉葱ドレッシング)、カラスミ餅などが盛り付けられています。
どれも丁寧でやさしい味付け。やはりお酒が進みます。
どれも丁寧でやさしい味付け。やはりお酒が進みます。
魚料理はは金目鯛。人参のソースを合わせています。紅菜苔、かぶら菜、黄人参など少し珍しい野菜も添えられています。
金目鯛の繊細な旨味に、やさしい味わいの人参ソースが重なります。魚料理にもお野菜をふんだんに使用されています。
金目鯛の繊細な旨味に、やさしい味わいの人参ソースが重なります。魚料理にもお野菜をふんだんに使用されています。
肉料理は和牛ミスジ。ブロッコリーを巻き込み、ねぎ塩、レモン、ふくむらさきのチップスを添えて。和牛の甘い香りがたまりません。パリパリのチップスが食感のアクセントになり、ねぎ塩やレモンで風味も豊か。
肉料理を出さない日本料理店も多いですが、少し入ることで満足度がぐっと高まります。
肉料理を出さない日本料理店も多いですが、少し入ることで満足度がぐっと高まります。
小鍋は酒粕鍋。ぐつぐつと沸く鍋の中には丸大根、法蓮草、京人参、油揚げ。まろやかな味わいで酒粕のコクが広がり、身体の芯から温まる鍋です。香りも豊か。
最後のお食事は、縁起のいい福豆ご飯。大豆、ゴボウ、椎茸、鶏、人参、ねぎ、針海苔と7種類の具材が使われています。
女将さんが一膳ずつ丁寧によそってくれます。
赤出汁とお漬物も一緒に。福豆ご飯は、一口ごとに異なる味わいと食感があり、なんとも幸福な気持ちに。
もち米を少し加えているため、ごはんはもっちりとした仕上がり。残った分は折り詰めにしてくれました。
もち米を少し加えているため、ごはんはもっちりとした仕上がり。残った分は折り詰めにしてくれました。
さらに白米も炊いてくれて、からすみやちりめん山椒を添えていただきます。炊き上がるごはんの甘い香りが、お腹いっぱいでも食欲を誘います。
今回はちりめん山椒ごはんに。粒山椒のピリッとした柔らかな刺激が、白米とちりめんの旨味を引き立てます。
水物も抜かりなし。定番のブランマンジェは毎月内容が変わります。
苺、キウイ、オレンジにリキュールゼリーやブルーベリーソースを添えて。
抹茶のブランマンジェには黒豆あん、栗、ホワイトソース。
苺、キウイ、オレンジにリキュールゼリーやブルーベリーソースを添えて。
抹茶のブランマンジェには黒豆あん、栗、ホワイトソース。
2月はバレンタインということで、手作りの生チョコ大福も。ほろ苦いチョコとやわらかな食感で、最後にぴったりの一品でした。
季節の野菜をふんだんに使い、野菜から逆算して組み立てられた料理の数々。お腹いっぱいになるのに、まだ食べたいと思わせてくれます。
どれも丁寧で美しい盛り付け。香りも豊かで味わいは立体的。豊かな発想と高い技術、手間ひまをかけた繊細な仕事に圧倒されました。
派手さではなく、積み重ねた技術と感性で魅せる日本料理。一皿ごとに丁寧な仕事が伝わり、料理人の哲学まで感じられるようなコースでした。
八寸をはじめ、季節の表現力も見事。ぜひ訪れてほしい一軒です。
季節の野菜をふんだんに使い、野菜から逆算して組み立てられた料理の数々。お腹いっぱいになるのに、まだ食べたいと思わせてくれます。
どれも丁寧で美しい盛り付け。香りも豊かで味わいは立体的。豊かな発想と高い技術、手間ひまをかけた繊細な仕事に圧倒されました。
派手さではなく、積み重ねた技術と感性で魅せる日本料理。一皿ごとに丁寧な仕事が伝わり、料理人の哲学まで感じられるようなコースでした。
八寸をはじめ、季節の表現力も見事。ぜひ訪れてほしい一軒です。
店舗情報
店名:観山
住所:京都市下京区高辻通高倉泉正寺町465-2 たかくらビル 102
電話番号:075-353-7357
営業時間:12:00~14:00 / 18:00~22:00
※昼営業は、水、金、日のみ
定休日:月曜日+不定休
備考:完全予約制
https://www.instagram.com/kanzan___/
住所:京都市下京区高辻通高倉泉正寺町465-2 たかくらビル 102
電話番号:075-353-7357
営業時間:12:00~14:00 / 18:00~22:00
※昼営業は、水、金、日のみ
定休日:月曜日+不定休
備考:完全予約制
https://www.instagram.com/kanzan___/
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Kyotopi 編集部
