2020年11月27日 更新

【2020京都紅葉最新】都会のオアシス的銀杏の黄金じゅうたん☆お寺カフェもあり「佛光寺」

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は下京区、四条烏丸にもほど近い場所にあるお寺。境内には大銀杏があることでも有名で、さらに景観を楽しめるカフェまで。11月26日時点の様子。

都会のオアシス的銀杏の黄金じゅうたん

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下京区、地下鉄四条駅からもほど近い場所。町の中心街、洛中にある浄土真宗のお寺「佛光寺」
境内に大銀杏があることでも有名で、そろそろ見頃かな?と、ちょっと覗いてみることに。

すると、阿弥陀堂門(本堂門)の紫幕をフレームに切り取られた、鮮やかな黄色いじゅうたんが。四脚門で、屋根は切妻造ながら前後に唐破風をつけた銅版葺で、明治12年建立の阿弥陀堂門。その意匠も独特で細やか。

開基・親鸞聖人で真宗佛光派のお寺。
建暦2年(1212年)、親鸞聖人は越後流罪の末、京都山科に草庵を結ばれたのが草創と伝わり、当時「興隆正法寺」と号す。その後、第七世了源上人の時代に後醍醐天皇より「阿弥陀佛光寺」の寺号を賜り、元応2年(1320年)寺基を山科から今比叡汁谷(現・京都国立博物館あたり)に移し、応仁の乱を境に衰退。天正14年(1586年)に豊臣秀吉の懇請により、寺基をこちらへ移転。
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すでにある程度見ごろを迎える大銀杏。そして、木の辺りは円形の黄金じゅうたんが出現。

どうも、昨年以降枝をカットされたみたいですね。もう少しのびやかに枝が天に向かって無数に伸びていた印象ですが。
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周辺は店舗密集する繁華街スグの場所ですが、意外と境内広く、そして静かな雰囲気の境内。

本尊阿弥陀仏を安置する阿弥陀堂と親鸞聖人坐像他を安置する大師堂(御影堂)が並びます。そして、その傍らには黄金じゅうたんの銀杏の木。
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雨が降ることの少なかった今シーズン。わりと枯葉感も出ています。
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よく見ると、青々とした明らかに銀杏とは違う形の葉をもつ宿木が中心部分に寄生し、不思議な景観でもあり。
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その傍らにあるお寺カフェで知られるD&DEPARTMENT KYOTO d食堂 。ランチやスイーツ、ドリンク類も提供されていて、食事しながら銀杏の紅葉も楽しめる設え。

さらに、テイクアウトメニューもあり、この建物の縁側で飲食される方も。ちょっとしたテラス席感覚。
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こちらは以前食べた時のランチの画像ですが、身体に優しい、滋味深い味わいのランチだったと記憶しています。
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そして、現在報恩講の法要期間ということで、境内では法要にまつわる物販を行われていました。

報恩講とは、宗祖親鸞聖人のご遺徳をしのぶ法要で、真宗十派本山以外に全国各地の寺院や家庭でもお勤めされる法要。
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その中に、こんなスタンプラリーを発見。
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真宗十派本山をめぐるスタンプラリーで、京都、滋賀、三重、福井にまたがり、京都ではここ佛光寺の他、西本願寺、東本願寺、興正寺がそれぞれ本山にあたります。

これを機会に京都の本山を参拝してみるのもいいかな、と。各お寺で法要期間が違う場合もありますので、ご注意ください。

詳細情報

名称:佛光寺
場所:京都市下京区新開町397
電話番号:075-341-3321
公式サイト:http://www.bukkoji.or.jp/
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