2021年1月27日 更新

京都で一番大きな鳥居!平安京建築を模した明治創建の神社「平安神宮」

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は左京区岡崎にある京都イチの大きさ誇る大鳥居有する神社。平安京時代の建物を模した、明治創建の京都では比較的新しい神社。

圧巻の大きさ誇る岡崎エリアのシンボル的大鳥居

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左京区岡崎、美術館や図書館、動物園など文化施設が集中するエリアの中央を走る神宮道。

そこに、遠目からでも見つけることができ、山登りなどをした際には目立つ朱色。平安神宮・応天門から約300メートル南にあり、高さ24m、幅18m。京都で一番の大きさ誇る平安神宮・大鳥居。

1929年(昭和4年)に竣工し、2002年(平成14年)国の登録有形文化財に登録された建物。この辺りのシンボル的建造物でもあります。
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平安神宮は京都の中でも比較的新しい神社で、平安遷都1100年祭(1895年・明治28年)に市民の総社、桓武、孝明両天皇を祀る神社として創建。平安京の大内裏の正庁である朝堂院(八省院)を縮小して復元した社殿。

当初は現在の千本丸太町周辺(平安京当時大内裏のあった場所)に一部復元する計画もあったそうですが、用地買収の失敗もあり、当時郊外だった岡崎に復元されたのが現在の平安神宮。
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応天門。
平安京朝堂院の應天門(おうてんもん)を模した二層の楼門。
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門の上方掲げられた扁額「應天門」にはこんなエピソードが。

平安京の應天門にあった扁額は弘法大師作といわれ、扁額完成し門上に掲げた後、「應」の字の点を一つ書き忘れたことに気づいた弘法大師。そこに筆を投げて点を書き加えたともいわれ、ことわざ「弘法も筆のあやまり」は、ここから生まれたんだとか。

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さすが、広大な敷地、そして京都で一番の大きさ誇る大鳥居のある神社。手水舎ももしかしたら京都最大級かもしれませんね。

新型コロナウイルス感染予防対策で、現在注水はセンサー式になっています。
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広大な敷地。毎年6月に執り行われる薪能の会場にもなるスペース。その奥に見える建物が平安京の大内裏正庁の朝堂院(八省院)正殿である大極殿。

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その外拝殿。さらに奥には本殿、内拝殿がありますが撮影禁止です。

1976年(昭和51年)、新左翼活動家による放火事件で、本殿・内拝殿など9棟が焼失。外拝殿は火災から免れましたが、当時地元新聞でも号外が出るほど大きく報じられました。焼失した建物は1980年に再建
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外拝殿の両側、左右対称に建てられた白虎楼・西歩廊と蒼龍楼・東歩廊。こちらも平安京朝堂院の建築様式を模したもの。他の神社にはない絢爛豪華で独特の雰囲気をかもしています。
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小川治兵衛作庭の池泉回遊式日本庭園・神苑。大極殿背後の周囲三方に配された南神苑、西神苑、中神苑、東神苑で構成。四季折々で景色が楽しめ、特に春には枝垂桜の名所としても知られています。
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そんな平安神宮で、ちょっと昭和遺産的な土産物発見。有名な観光地でよく見かけた記念メダル販売機。もはや絶滅危惧種の土産物ですが、京都にはまだ現役で残っている販売機がいくつかあり、かなりのレアもの。若干、ちょっとコレクションしてみようか、と思ってみたり。いかがですか?笑

詳細情報

名称:平安神宮
場所:京都府京都市左京区岡崎西天王町
電話番号:075-761-0221
公式サイト: http://heianjingu.or.jp/
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