超穴場☆コスパよすぎる土鍋ご飯付の和食ランチ
店内は落ち着いた雰囲気で、温かみある和と基調とした設え。特徴的なのがテーブル席だけで、懐石、割烹店にありがちな座敷席やカウンター席はありません。なので、料理人と対面カウンターで食事するのに圧を感じる方や、かしこまって正座するのしんどい、て方にはとてもカジュアルでいいかもしれません。そういったこともあってか、若いお客にも人気のようでした。それでも店内には和食店らしく、季節の花が飾られたり。
今回は予約の段階で料理を注文。ランチは税抜き価格1600円の和膳、6品2500円、7品3700円、8品5000円と4段階あり、3700円のお料理を予約しました。この日は車で来店したので、アルコールはなしでしたが、ドリンク類はこんな感じで、さらにお土産用の品もあります。
テーブルセッティングはこんな様子。パーテーションも設置されています。ほうじ茶が美味しく、最初から期待大です。
まず１品目。椀物にあたる料理ですかね。
素揚げした新ジャガイモに梅肉の紅一点、菜の花、えんどう豆のあんかけ。春らしく青味の鮮やかさ、そしていい意味での青さを感じる味わい。あんかけの熱々感がまだまだ恋しい季節ですが、お椀は早くも春めいています。
素揚げした新ジャガイモに梅肉の紅一点、菜の花、えんどう豆のあんかけ。春らしく青味の鮮やかさ、そしていい意味での青さを感じる味わい。あんかけの熱々感がまだまだ恋しい季節ですが、お椀は早くも春めいています。
2品目はお造りで4種類。
カンパチ、アジ、鯛、本鮪。そして小豆島のお醤油と昆布味の梅酢。こちらの御主人は小豆島出身の方でわりと小豆島の調味料や食材を使用されています。特に白身には昆布梅酢でいただきました。煎り酒よりもう少し酸味が強いような味わいでしたが、よく鯛に合いました。
カンパチ、アジ、鯛、本鮪。そして小豆島のお醤油と昆布味の梅酢。こちらの御主人は小豆島出身の方でわりと小豆島の調味料や食材を使用されています。特に白身には昆布梅酢でいただきました。煎り酒よりもう少し酸味が強いような味わいでしたが、よく鯛に合いました。
3品目はこちらのスペシャリテ、炙り玉味噌玉子。
出汁巻き玉子の上に玉味噌をのせ、炙ったもの。濃厚な玉味噌と柔らかい出汁の効いた玉子焼きが合わさってとてもリッチな味わいで絶品。お酒が欲しくなる一品でもあり（笑）
出汁巻き玉子の上に玉味噌をのせ、炙ったもの。濃厚な玉味噌と柔らかい出汁の効いた玉子焼きが合わさってとてもリッチな味わいで絶品。お酒が欲しくなる一品でもあり（笑）
4品目。鯛のみぞれ蒸し。添えられた柑橘風味強いポン酢をかけて。鯛のカマ部分でしたかね。下に大判の昆布が敷かれ、いい鯛のエキスも蒸し汁に溶け込み、それもすべていただきました（笑）
塗り物の重箱が出てきて、これに3皿入っているので、もしかしたら５～７品ということですかね。
どれも春らしいお料理。ホタルイカの酢味噌和え、炊き合わせには小鮎の甘露煮プラス、そして鰆の塩麴焼き。
さらにここで土鍋炊きご飯が登場。小豆島産のお米だそうです。ツヤツヤの炊き立て。
さらに、その脇をかためるご飯のお供たちも登場。
ちょっとうれしい牛肉のしぐれ煮、ちりめんじゃこと刻み沢庵和え、香の物3種に刻み菜、大根漬、おそらく自家製小梅。そして、白味噌仕立ての豆腐のお味噌汁の底には練り辛子の吸い口。
ちょっとうれしい牛肉のしぐれ煮、ちりめんじゃこと刻み沢庵和え、香の物3種に刻み菜、大根漬、おそらく自家製小梅。そして、白味噌仕立ての豆腐のお味噌汁の底には練り辛子の吸い口。
全部出そろった画がこちら。品数の多さにうっとり。
土鍋炊きご飯、絶品でした。一粒一粒がちゃんと主張して粒立ち、それでいて甘みの強いご飯。
上品な小ささにも関わらずキレイにした処理されホタルイカに酢味噌も上品。
鰆の塩麴焼き、ふっくら仕上がり焼き加減も完璧。塩麴焼きいいですよ、これ。
そして、牛肉のしぐれ煮をご飯にのせて上品な味わいの牛丼に。
さらにご飯おかわりしてじゃこご飯。刻み沢庵がいいアクセントになっています。心憎い演出（笑）お味噌汁も少し薄めの白味噌仕立てで上品で、お料理全体を通してご主人の京料理、和食の基本を押さえた揺るぎのない技術の確かなお料理と、この驚きの価格設定に大満足。いやー穴場すぎます。
最後、水物にはあまおうのシャーベットとお店オリジナルブレンドの『そわか茶』。桑の葉茶、蕎麦茶をブレンドしたやさしい味わいのお茶。店名でもある『そわか（素和花）』は素朴な和の花のように、という意味だそうで、それを具現化したようなお茶でありお料理でもあり。
さらに、最後コーヒーまで出てきました。焙煎の効いたやつ。
トイレにもお茶のお香がたかれ、季節のお花も飾られ、終始心地よさを味わいました。
全体を通して大満足。このコスパの良さは特筆で、今後も来店したいお店です。超オススメです！
ヨ～イヤサ～♪
全体を通して大満足。このコスパの良さは特筆で、今後も来店したいお店です。超オススメです！
ヨ～イヤサ～♪
詳細情報
名称：北山そわか
場所：京都市左京区下鴨南茶ノ木町３７ ポートハイム加茂２
電話：075‐701‐8886
営業時間：11:30～15:00(L.O.13:30) 17:30～21:30(L.O.19:30) ※要予約
定休日：水曜日・第1火曜日
公式サイト：https://www.kitayamasowaka.com/
場所：京都市左京区下鴨南茶ノ木町３７ ポートハイム加茂２
電話：075‐701‐8886
営業時間：11:30～15:00(L.O.13:30) 17:30～21:30(L.O.19:30) ※要予約
定休日：水曜日・第1火曜日
公式サイト：https://www.kitayamasowaka.com/
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豆はなのリアル京都暮らし☆ヨ～イヤサ～♪
以前たまたまこの辺りを昼時に散策中、駐車場に車がたくさん停まっていて、さらに食事を終えたお客が続々と出てくる場面に遭遇。一体ここはなんのお店？と思い、あとで調べると口コミでも皆高評価で、ずっと気になっていたお店。あとで聞いた話で、こちらの御主人はもともと高台寺にあった『馳走高月』や、同じ系列店で山科毘沙門堂近くの山中の古民家の食通の間でかなり知られた蕎麦懐石店がありましたが、そこで計16年ほど研鑽を積まれたそうです。私もお蕎麦屋さんは何度か来店したことがあり、お気に入りのお店でした。今はもうありませんが。
この日は予約して伺いました。前日までの予約が必要みたいです。