2020年10月28日 更新

【特別拝観再開】11月1日~真如堂の本堂と庭園の拝観が再開【紅葉の名所】

紅葉の名所として人気の真如堂。コロナ禍の影響で休止されていた、本堂・庭園の特別拝観が再開されます。境内の紅葉と共にゆったりとお庭を眺めてみませんか?

本堂内の宝物や庭園も魅力的「真如堂」

三重塔

三重塔

真如堂の正式名称は鈴聲山真正極楽寺(れいしょうざん しんしょうごくらくじ)といい、比叡山延暦寺を本山とする天台宗のお寺です。
984年(永観2年)戒算上人によって開創されました。
境内を無料で開放されていて、江戸時代に再建された三重塔など見どころが多く、四季を通して楽しむことができます。
特に紅葉の時期には、美しい紅葉を愛でに、たくさんの方が参拝されます。

本堂・庭園特別拝観

本堂

本堂

江戸時代に再建された本堂です。
コロナ禍で休止されていた本堂・庭園の拝観が11月1日より再開されることになりました。
現時点では予約制ではありませんが、状況を見て変更の可能性あるそうです。詳細は真如堂公式HP「お知らせ」にてご確認ください。
【本堂・庭園特別拝観】
期間:2020年11月1日~12月6日
拝観時間:9:00~16:00(受付15:45終了)
拝観料:一般1000円(本堂無料ゾーン・境内は自由)
関連ページ:https://shin-nyo-do.jp/
※12/6以降の通常期拝観については要問合せ。

【アクセス】
京都市バス「錦林車庫前」より徒歩約8分。
錦林車庫前へはJR京都駅から約40分、阪急電鉄京都河原町駅より約25分。
*近くにある金戒光明寺と合わせて拝観される方は、京都市バス岡崎道下車、金戒光明寺から真如堂までは徒歩約2-3分ほどです。
 (195114)

数年前ですが、11月に拝観した時の様子です。
現在は変更している個所もあるかもしれませんが、特別拝観の際に参考になれば幸いです。

本堂内は撮影禁止ですので、画像がありませんが、堂内の仏像や宝物の見学、真如堂についての説明がありました。
本堂から庭園へ向かう際に、本堂裏庭そばの回廊を通ります。ここから見る境内も紅葉に彩られ素敵です。
 (195115)

回廊の庭園入り口にある手水です。
「真如堂」と象られた瓦が置いてありました。
こちらから見る風景も素敵でした。
 (195116)

涅槃の庭です。曽根三郎氏によって1988年に作庭された枯山水庭園です。
額縁風に撮影してみました。
 (195140)

庭園の先には紅葉した大文字山が望めます。
 (195117)

真如堂と言えば、三重塔や境内の紅葉が有名ですが、庭園の紅葉もかなり素敵です。
燈明寺灯篭

燈明寺灯篭

京都府木津川市の燈明寺にあった石灯籠で、1985年に三井家経由で寄進されたそうです。
 (195119)

隨縁の庭。
個性的で斬新なデザイン。
重森三玲氏の孫にあたる重森千青氏が2010年に設計された比較的新しい庭園。
作庭時に重森氏が境内で見つけた石が利用されているそうです。

色付き始めた境内の様子

今年はここ数年より早く色づき始めているのではないでしょうか。
印象に残った風景を紹介します。(10月中旬撮影)
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三重塔そばにあるハナノキ。
昭和51年京都巨樹名木に指定されています。
この木から紅葉が始まると真如堂の方から聞いたことがあります。
この日はもう葉先が赤く染まってきていて、グラデーションがきれいでした。
 (195123)

真如堂は紅葉の名所で名高いですが、萩の名所としても知られています。
赤門前の萩です。
終盤でしたが、ピンクの萩が咲き誇っていました。萩の奥には酔芙蓉も咲いていますが、今年は花つきがあまりよくないそうです。
 (195121)

手水舎の花手水です。
いつも季節の花を飾っておもてなしをしてくださっています。
コロナ禍の影響で、花手水を見せて下さる寺社仏閣が増えましたが、真如堂は比較的早い時期から実施されています。

今回は特別拝観を中心に紹介しました。
半年ほど休止後の再開、境内の紅葉見物と合わせて立ち寄られてはいかがでしょうか?

真如堂 on YouTube

【京都 Kyoto】真如堂 2020-10【そうだ京都行こう】

10月中旬の撮影です。拝観の参考になれば幸いです。

スポット情報

名称:真正極楽寺 真如堂(しんしょうごくらくじ しんにょどう)
住所:京都府京都市左京区浄土寺真如町82
電話番号:075-771-0915
拝観時間:9:00~16:00(受付15:45終了)
拝観料:本堂・境内自由
宝物・庭園(特別拝観1000円)
関連ページ:https://shin-nyo-do.jp/
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