2020年12月18日 更新

【京都紅葉2020】毎年紅い紅葉が楽しめる紅葉名所「真正極楽寺 真如堂」

今秋京都の紅葉前半は駆け足で過ぎていったように思います。今回はレポート的な感じで紅葉前半の真如堂の様子を紹介します。(2020年11月中旬の様子です)

紅葉名所のピークはやはり美しかった

赤門(総門)

赤門(総門)

真如堂の正式名称は鈴聲山真正極楽寺(れいしょうざん しんしょうごくらくじ)といい、比叡山延暦寺を本山とする天台宗の寺院です。
984年(永観2年)戒算上人によって開創されました。
境内を無料で開放されていて、特に紅葉の時期には、美しい紅葉を愛でに、たくさんの方が参拝されます。
この日朝にNHKで紅葉中継があり、見ごろに入ったと聞き、沢山の方が紅葉を愛でに来られていました。
参道付近

参道付近

赤門をくぐってすぐの風景です。
紅く染まった紅葉が目に飛び込んできて、思わずシャッターを切る人が多くおられました。紅い紅葉も綺麗でしたが、緑から紅へのグラデーションも美しかったです。
 (197637)

美しい三重塔と紅葉の風光明媚な風景。三重塔は京都指定文化財です。
今年は11月20日頃の雨で紅葉が散ってしまったところが多かったようですが、この後こちらも真っ赤に染まったと願いたいです。。。
 (197638)

いつも季節の花をきれいに飾っておられる手水舎。
現在は色んな寺社仏閣で手水でお花を飾られていますが、真如堂では早期から飾られています。
美しい季節のお花と水面に映った紅葉も綺麗でした。
 (197639)

三重塔横のイチョウです。
紅葉の見ごろと重なって黄色に染まっている年が多く、青空に映えて綺麗でした。
 (198029)

本堂前の境内の様子です。
三重塔の手前にはハナノキがあり、こちらが色づくと紅葉の始まりだと真如堂の方がおっしゃっていました。
真如堂の紅葉スターターは終盤になっていましたが紅葉も含めて、色んな景色が楽しめます。
 (197641)

本堂入り口に掲げられた「真如堂」の提灯と紅葉です。
重要文化財の本堂は度々の戦火で焼失し、1717年に再建されました。
本堂内にも庭園があり、拝観することができます。(要拝観料)
 (197642)

本堂東側の風景です。
毎年こちらは紅葉の終盤に、散った紅葉が絨毯のように敷き詰められた敷き紅葉が楽しめるようです。
この日は日影が多いせいか青葉が多く、少し紅く色づき始めたグラデーションが楽しめました。
 (197643)

11月中旬の様子を紹介しました。
真如堂は本堂東側の敷き紅葉まで比較的長く楽しめるので、12月に入っても紅葉を楽しみに参拝されるようですね。
楽しまれる方は暖かくしてお過ごしくださいね。

真如堂 on YouTube

【京都 Kyoto 紅葉④ 2020-11】真如堂 真正極楽寺 【そうだ京都行こう】

スポット情報

名称:真正極楽寺 真如堂(しんしょうごくらくじ しんにょどう)
住所:京都府京都市左京区浄土寺真如町82
電話番号:075-771-0915
拝観時間:9:00~16:00(受付15:45終了)
拝観料:本堂・境内自由
宝物・庭園(通常期500円、特別拝観1000円※詳細は公式HPをご確認ください。)
関連ページ:https://shin-nyo-do.jp/
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