名残りの2021京都紅葉めぐり
師走も半ば。すでにどこも紅葉シーズン終了で紅葉名所も静かな様子。その名残りを求め、洛東界隈の紅葉名所をぶらりとパトロール。
南禅寺
永観堂(禅林寺)
南禅寺から鹿ケ谷通りを上がった場所にある永観堂。正式名称は禅林寺。貞観5年(863)に創建。当初は密教道場で、平安時代に永観が浄土念仏を唱えて専修念仏道場となり、「永観堂」の名がついたとか。空海の高弟の真紹僧都が開基、ご本尊は阿弥陀如来で通称「みかえり阿弥陀」で知られています。紅葉の名所として名高く『秋はもみじの永観堂』のキャッチコピーでもおなじみでテッパンスポット。さまざまな品種のカエデが境内には約3000本あり、その見頃もわりとロングスパン。
紅葉シーズン中は観光客の行列用の仕切りが設置されていた境内ですが、それも取り払われ通常の景観に戻っています。散紅葉が大半ですが、まだ残っているところもあり、さすが『秋はもみじの永観堂』と呼ばれる所以。
紅葉シーズン中は観光客の行列用の仕切りが設置されていた境内ですが、それも取り払われ通常の景観に戻っています。散紅葉が大半ですが、まだ残っているところもあり、さすが『秋はもみじの永観堂』と呼ばれる所以。
哲学の道
安楽寺
法然院
33 件
正応4年(1291年)、亀山法皇創建の日本最初の勅願禅寺。勅願寺というのは時の天皇・上皇により国家鎮護・皇室繁栄などを祈願して創建された祈願寺のこと。日本の禅寺の中で、最も格式高いお寺。そして、四季折々で季節の移ろいを感じられ、こと紅葉の名所としても知られる人気スポット。レンガ造りの近代化産業遺産『水路閣』周りもすでに終盤で散紅葉。そして、12月はお釈迦様が悟りを開いた月ということで、この日法堂で法要があり、ちょうど僧侶たちが正装で御出ましでした。