2023年6月18日 更新

【2023京都青もみじ】梅雨に潤う人気スポットをぶらり☆南禅寺~永観堂~安楽寺~哲学の道

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は梅雨真っただ中の京都。洛東、左京区南禅寺から東山を北上し、永観堂、安楽寺、哲学の道など、青もみじや季節の花をめぐる。(6月11日撮影)

南禅寺

 (244986)

 (244987)

 (244988)

 (244989)

 (244990)

 (244991)

四季折々でその景観が楽しめる人気観光スポット『南禅寺』。
正応4年(1291年)、亀山法皇創建の日本最初の勅願禅寺。勅願寺というのは時の天皇・上皇により国家鎮護・皇室繁栄などを祈願して創建された祈願寺のこと。日本の禅寺の中で、最も格式高いお寺。お寺のシンボル的存在で、京都三大門の一つにも数えられる三門は、歌舞伎狂言での大盗賊・石川五右衛門の放った名セリフ「絶景かな絶景かな~」でもおなじみ。

この日は梅雨で小雨の南禅寺。青もみじが潤い、季節の花クチナシが咲き誇り、ナツツバキ(沙羅の木)は散り始め。人気スポットの水路閣では雨水の水面がレンガの逆さアーチを形成し、幻想的な風景をつくっていました。

名称:南禅寺
場所:京都市左京区南禅寺福地町86

永観堂

 (244994)

 (244996)

 (244998)

 (244999)

 (245000)

 (245001)

 (245002)

 (245003)

正式名称『禅林寺』ですが、地元では『永観堂』呼称の方が馴染みあり。貞観5年(863)に創建され、当初は密教道場で、平安時代に永観が浄土念仏を唱えて専修念仏道場となり、「永観堂」の名がついたと伝わっています。空海の高弟の真紹僧都が開基、ご本尊は阿弥陀如来で通称「みかえり阿弥陀」で知られています。

紅葉の名所として名高く『秋はもみじの永観堂』のキャッチコピーでもおなじみで王道スポット。この時期なら青もみじの名所でもあり。さまざまな品種のカエデが境内には約3000本あり、その形や色合い、佇まいなどさまざま。さらに苔と青もみじの緑のシンクロ具合も見物。

名称:永観堂禅林寺
場所:京都府京都市左京区永観堂町48

安楽寺

 (245006)

 (245007)

法然の念仏道場「鹿ヶ谷草庵」の後身のお寺『安楽寺』。夏の土用に鹿ケ谷カボチャを食すれば中風にかからぬとの言い伝えから、毎年7月25日に行われる鹿ヶ谷カボチャ供養は全国的にも有名な行事。境内は常時一般拝観されておらず、カボチャ供養や春秋の限られた時期のみ。普段、閉門されている状態で見ることがほとんどですが、紅葉時期なら参道のみを撮影しに来られる方も多い名所。今の時期なら青もみじが麗しい様相。

名称:住蓮山 安楽寺
住所:京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段町21番地

哲学の道

 (245010)

こちらはちょっとおまけネタ。青もみじスポットというより、桜の名所として知られる『哲学の道』。琵琶湖疏水分線に沿った遊歩道で、多くの作家、文人に愛される憩いのスポット。この時期であれば、季節の花紫陽花や夜は蛍が疏水を彩ります。

名称:哲学の道
場所:京都市左京区若王子町周辺

最後に

人間にとっては鬱陶しい季節でも、植物にとっては恵の雨を享受できる梅雨シーズン。なので、晴れた日以上にどことなく青もみじが緑濃く伸びやかで大らかに見えるのも、この潤う梅雨の季節の醍醐味とも言えますね。特に緑色に癒されたい方にはオススメのシーズンです。ご参考に!
27 件

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

三杯目 J Soup Brothers 三杯目 J Soup Brothers