新緑にたたずむ一直線の大伽藍
そして、よくよく考えると、この南大門から一直線に金堂、講堂、食堂が並ぶ端正な伽藍配置、とても特徴的だなぁと。
この配置は創建当初から変わらず、伽藍の規模も当時のままなんだとか。これらは『仏法僧(ぶっぽうそう)』、金堂は本尊の「仏」、講堂は密教の教え「法」、食堂が「僧」を表し、生活のなかに修行を見いだす所ということがその由来になっています。
さらに、この配置はかつて存在した西寺にも同じように反映されていたことが、その後の調査で明らかになっています。なんといいましょうか。密教曼荼羅の世界観がそのまま伽藍配置にも反映されているような、そんな印象を個人的に受け神秘性を感じます。
そんないつもとは違った視点で境内を歩いてみると、また違った発見ができるのが東寺の素晴らしいところですね。
この配置は創建当初から変わらず、伽藍の規模も当時のままなんだとか。これらは『仏法僧(ぶっぽうそう)』、金堂は本尊の「仏」、講堂は密教の教え「法」、食堂が「僧」を表し、生活のなかに修行を見いだす所ということがその由来になっています。
さらに、この配置はかつて存在した西寺にも同じように反映されていたことが、その後の調査で明らかになっています。なんといいましょうか。密教曼荼羅の世界観がそのまま伽藍配置にも反映されているような、そんな印象を個人的に受け神秘性を感じます。
そんないつもとは違った視点で境内を歩いてみると、また違った発見ができるのが東寺の素晴らしいところですね。
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平安京造営の頃、延暦15年(796年)桓武天皇により創建。
皇居から南に延びる朱雀大路の南端に、都への入り口として羅城門、その東に東寺、西に西寺(現在はありません)の官立寺院として建立。
その後、嵯峨天皇より空海(弘法大師)に下賜され、真言密教の根本道場に。真言宗総本山のお寺。