11月の花札にも描かれた書道の神・小野道風ゆかりの柳
道風は『書道の神』として祀られ、中国から伝わった漢字主体の書風からかな主体の書道の基礎を築いた人物。
その逸話として、自分の才能に悩み書道をあきらめかけていた頃、道風が散歩に出かけると、柳に蛙が飛びつこうと、繰りかえし飛びはねている姿を目撃。道風は全く飛びつけるはずもない距離に、ダメだろうと思って見ていると、たまたま吹いた風が柳をしならせ、到達する蛙。道風は自分が蛙ほどの努力をしていないことに気づき、さらに書道に精進するきっかけを得たという。この逸話が江戸時代の浄瑠璃『小野道風青柳硯』でも広まり、さらに第二次世界大戦以前の日本の国定教科書にも載せられ多くの人に広まり、花札にも描かれるように。
この時はアオサギばかりで蛙は見かけませんでしたが、花札と東寺が結びついた面白い発見でした。
その逸話として、自分の才能に悩み書道をあきらめかけていた頃、道風が散歩に出かけると、柳に蛙が飛びつこうと、繰りかえし飛びはねている姿を目撃。道風は全く飛びつけるはずもない距離に、ダメだろうと思って見ていると、たまたま吹いた風が柳をしならせ、到達する蛙。道風は自分が蛙ほどの努力をしていないことに気づき、さらに書道に精進するきっかけを得たという。この逸話が江戸時代の浄瑠璃『小野道風青柳硯』でも広まり、さらに第二次世界大戦以前の日本の国定教科書にも載せられ多くの人に広まり、花札にも描かれるように。
この時はアオサギばかりで蛙は見かけませんでしたが、花札と東寺が結びついた面白い発見でした。
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平安京造営の頃、延暦15年(796年)桓武天皇により創建。皇居から南に延びる朱雀大路の南端に、都への入り口として羅城門、その東に東寺、西に西寺(現在はありません)の官立寺院として建立。
その後、嵯峨天皇より空海(弘法大師)に下賜され、真言密教の根本道場に。真言宗総本山のお寺。