2020年6月16日 更新

【京都朝活】非常事態宣言解除でようやく再開!コロナ対策徹底の早朝座禅会「南禅寺」

おおきに~豆はなどす☆今回は左京区岡崎にある臨済宗総本山南禅寺。コロナ禍でしばらく休止されていた暁天座禅会が再開。休日の早朝に参加してきました。

3か月ぶりに再開!コロナ対策下の座禅会

左京区岡崎にある臨済宗総本山のお寺、南禅寺。
四季折々の風景が楽しめ、自然の中から季節の移ろいをいち早く感じることができる場所。京都屈指の観光スポットとしても人気。

正応4年(1291年)、亀山法皇創建の日本最初の勅願禅寺。勅願寺というのは時の天皇・上皇により国家鎮護・皇室繁栄などを祈願して創建された祈願寺のこと。日本の禅寺の中で、最も格式高いお寺。

そんな南禅寺で、毎月第2、4日曜日に開催される暁天座禅会。新型コロナウイルス感染拡大予防のため、しばらく休止されていましたが、今月に入りようやく再開。この日早朝、久々に参加。
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その会場となる龍淵閣に入ると、さっそく新型コロナ対策の注意書き。マスク着用と3密を避けるよう要請。
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その要請に従い、参加者は皆マスク着用し、さらに座禅間隔も座布団一つ空けてソーシャルディスタンス確保。途中、方丈庭園での座禅タイムもあり、ようやくの再開に皆安堵の様子。
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久々の座禅会再開ということで、この日は教学部長直筆の御朱印と石川五右衛門デザインの油とり紙をいただきました。
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座禅会終了後は境内を散策。
梅雨シーズン突入で、小雨降りしっとりとした風景の水路閣。

南禅寺境内を通る琵琶湖疏水の分線の水路橋で明治時代に完成。レンガ造りの明治建築と南禅寺発祥の地・南禅院前にあります。ちょっと不思議な景観をつくり、それが南禅寺らしいとも言えます。
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法堂まわりのさつきも雨によって強制落花。それもまた季節のうつろいを感じる風景。
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法堂前の香炉からも。しばらく来ない間に、参道脇の青もみじも梅雨効果でさらに旺盛に茂っていました。
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もうピンク色の種もつけ始め、次の成長ステージへの準備中。
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三門の柱に立てかけられたハンドグリップ。行きも見かけましたが、帰りにも同じ位置に。よく早朝雨除けにもなる三門まわりでヨガや体操をする人がいますが、どうやら完全に忘れていったようです(笑)
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南禅寺のシンボル的存在でもある三門。
歌舞伎狂言「桜門五三桐」で、大盗賊石川五右衛門が満開の桜を眺めながらの放った一言「絶景かな絶景かな~」はあまりにも有名。京都三大門の一つ。

三門を額縁に見立てて切り取られた風景は、すっかり梅雨模様。
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で、この季節らしい花はないか、と探したところ、南禅寺塔頭の一つ、金地院前に紫陽花。

座禅会の他、毎月15日開催の写経会では3密を避け会場を南禅院から龍淵閣へ移し、お茶席は中止。

まだまだ新型コロナウイルス感染には注意が必要ですが、徐々に日常を取り戻しつつある南禅寺の様子でした。

ヨ~イヤサ~♪

詳細情報

名称:臨済宗大本山 南禅寺
住所:京都府京都市左京区南禅寺福地町
電話番号:075-771-0365
関連URL:http://www.nanzen.net/index.html

暁天坐禅
場所:南禅寺・龍淵閣〔TEL:075(771)0365〕
日時:第2、第4日曜日(8月は休会・12月第4・1月第2日曜は休会)
内容:午前6時 坐禅および10分間法話 (11月~3月は午前6時30分からです) 
   午前7時 解散 
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