2018年11月2日 更新

【京都豆腐めぐり】知る人ぞ知る南禅寺御用達豆腐!湯豆腐の名店を支える卸販売店☆「服部食品」

左京区、吉田山のくろ谷さんで知られる金戒光明寺や真如堂スグの住宅街にある豆腐店。豆腐店といっても、主に業務用を手掛け小売店舗はないが、豆腐料理をウリにした名店の豆腐はここのものだったり。

吉田山の住宅街にひっそりと工場を構える老舗豆腐店

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『くろ谷さん』の愛称で知られる金戒光明寺。そこからすぐ隣の真如堂へ向かう道の途中にある静かな住宅街。
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山頂へと向かう途中のなだらかな坂道沿いに突如青いケースが集中して登場。
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看板だけ上がっていて、それ以外は普通の一軒家風ですが。『服部』と書かれています。サブタイトルに小さく『京豆腐』とも。
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じつはここ、主に業務用、卸専門で製造販売するお豆腐屋さん。なので、知らない人にとっては名前すら聞いたこともない豆腐店。小売店がないわけですから。

でも、業界では超有名店。創業100年を超える老舗。南禅寺界隈で湯豆腐を提供している有名店のお豆腐はここのを使用していたり。ちょうどこの時も、某有名精進料理のお店のトラックがこの界隈に。ここのお豆腐をきっと使ってるんだろうな、と。
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そうして考えると、よく『服部』と書かれたトラックが市内を走るところを見かけます(笑)得意先に配達中なんでしょうね。

この日、近くに寄る予定があったので予め電話で湯豆腐用の豆腐とお揚げを注文して、取りに来ました。この青いケースの奥に工場が。声を掛けるとビニールカーテンが開き、中で作業されてる職人さんに代金520円を渡して商品をいただく。

小売店は構えていませんが、こうして購入することも可能。一部スーパーや百貨店でも販売されてます。
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で、お揚げは直接袋に入った状態でしたが、スーパーで見かける時は、この豆腐と同じデザインの『大本山南禅寺御用達』と書かれた袋に入っています。何気にこの枕詞だけでも、かなりのインパクト。まるで南禅寺パワーが注入されたお豆腐のような(笑)
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湯豆腐用の豆腐、そのままでまずはいただくことに。

見た目、キメがそろっていています。こちらの豆腐は国産の丸大豆とにがり使用。
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濃厚な大豆の味がダイレクトに響く。大豆の旨味、甘味、そしてにがりの風味も感じる絶品豆腐。柔らかめで食べやすい。これは醤油をかけるの、もったいないくらい。塩を振って、さらに大豆の甘みを引きたてて食べるのもいいと思いましたが、あまりの美味しさに、そのままで完食(笑)

工場つくりたてだったからなのか、驚きの美味しさ。最近食べた中ではピカイチだったかも。近くに来られる時は電話注文して美味しいお豆腐を味わってみてください!

ヨ~イヤサ~♪

服部食品 への口コミ

基本情報

住所:京都市左京区黒谷町3
電話番号:075-771-0114
営業時間:8~16時
定休日:日曜日
関連サイト:http://www.nanzenjitofu.jp/
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