2023年1月27日 更新

看板と暖簾はないが、風情はありすぎる京都のラーメン・つけ麺店「すがり」

和醸良麺すがりや高倉二条などを展開するグループの4店舗目は、烏丸御池近く 風情ある京町家を贅沢に使ったラーメン・つけ麺の「すがり」。

看板も暖簾もない京町家ラーメン・つけ麺店

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烏丸御池近く、高辻六角にたたずむ風情ある京町家。
看板も暖簾もないので入っていいのか、否か、そもそもなんのお店なのか、わかりません。

こちらは、評価の高い和醸良麺すがりや高倉二条、店名、看板はございませんという、ラーメン店をを展開するグループの4店舗目「すがり」になります。

元々は京町家居酒屋だった物件ですが、内装を大きくリノベーションされました。
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扉があいていたら、営業中のサイン。
ラーメン屋さんだと知っていても、入るのに少し躊躇してしまいますね。

なんでもオープンになる時代なので、これぐらい隠しているくらいの方がいいかもしれません。
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入ってすぐの場所には待合に。
料亭や旅館のような上品さで、とてもラーメン店には思えない、贅沢な造り。
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券売機で食券を購入して2階へ上がります。1階にキッチンはなく、2階でいただきます。

メニューは、
ラーメンが定番麺と柚子麺の2種で、つけ麺が柚子麺とカレーつけ麺の2種になります。

個人的にはキャッシュレス賛成派ですが、現金の使用不可でクレジットやQR決済のみの対応なので、現金はの方はご注意ください。
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2階へあがると、また贅沢な空間が広がります。天井が高く、オープンキッチンの開放的、本当にラーメン店とは思えないスタイリッシュさ。お料理もそうなんですが、センスの良さが光るお店です、ほんとに。
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スタイリッシュな空間造りは、余計なものを見えるところに置かないことが基本。
お箸や調味料などは、引き出しの中に。

センスが光るカレーつけ麺

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すがりと言えば、モツのつけ麺が定番ですが、食べられた方も多いと思いますので、アレンジverのカレーつけ麺をご紹介します。
麺の上にのっている、白ねぎとキャベツには焼き目をいれたり、つけ汁の器はしっかりと温められていたりと、キッチリと丁寧な仕事もされています。
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つけ麺の定番は太麺ですが、こちらは中太麺。見るからに、瑞々しいきれいな麺。
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割と濃度低めのつけ汁で、すがり定番のモツや、トマトなどが入っています。
スープカレーのようなイメージに近いと思います。
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ほど良い歯ごたえがあり、モツ特有の甘味と旨味を感じます。カレーの風味もよくあいます。
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辛味は控え目ですが、スパイシーな香りや酸味が強調されいて、旨味の輪郭がはっきりしたつけ汁です。
すこし緩めのつけ汁に、中太の麺がよく合いますね。ねぎやキャベツの旨味や食感も加わり、美味しいです。
味変の調味料も豊富なので、お好きな味を風味を見てくださいね。

食べやすい味わいと量なので、女性にもおすすめしたいです。
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定番のつけ麺だとスープ割になるのですが、カレーつけ麺だと〆ごはんになり、さながらスープカレーのような感じに。
ごはんも食べて満腹、大満足です。
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贅沢な空間で、上品なラーメンやつけ麺を。
他にはないラーメン・つけ麺体験ができるお店です。この日も女性のお客様も多かったのですが、ぜひ女性の方も伺ってほしい1軒です。

店舗情報

店名:すがり
住所:京都市中京区滕屋町178番地
営業時間:11:30~15:00 / 18:00~22:00
HP:https://www.sugari.net/restaurant
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