2019年1月9日 更新

【開運招福】京都発祥で日本最古の『都七福神めぐり』!全国からバスツアー参拝客も!!1寺社め☆布袋尊「萬福寺」

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は全国には数多くの七福神めぐりがある中、京都発祥で日本最古の『都七福神めぐり』。新春に七福神を巡拝することで、ご利益もひとしおというもの。今回は1寺社め、宇治市黄檗の萬福寺へ。

新春の七福神めぐりでご利益期待!

毎年新春になると、東京に住む友人たちが七福神めぐりをしているのを見かけ、京都って七福神めぐりってないのかな?というのがきっかけ。

すると、灯台下暗しで京都にもあります。日本最古の巡拝『都七福神めぐり』というのが。超有名らしいです、知りませんでした(汗)いや~地元の友人で巡拝してる人全然見かけないのですが、全国からバスツアー組まれるほどなんだとか。

室町時代に京都から始まった七福神信仰。毎年新春に京都の社寺7か所の七福神の札所を巡礼するとより一層のご利益がいただけるというもの。だったらやってみよう!と。
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今回は1寺社め。宇治市にある黄檗宗の総本山「萬福寺」。中国建築様式が独特でエキゾチックな雰囲気のお寺としても有名。
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黄檗山萬福寺は1661年に中国僧・隠元隆琦(いんげんりゅうき)禅師によって開創。
禅師は中国明朝時代の臨済宗を代表する僧で、中国福建省福州府福清県にある黄檗山萬福寺の住職。

当時、日本からの度重なる招請に応じ、1654年に来朝。宇治の地でお寺を開くにあたり、寺名を中国の自坊と同じ「黄檗山萬福寺」と名付けました。
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圧巻の三門。
幕府の政策等により、宗派を黄檗宗と改宗。そして禅宗は、臨済宗、曹洞宗、黄檗宗の三宗に分類。「三門」という呼び名からも、あぁこんな中国風だけど禅宗なんだな、と。
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この日はちょうど8日でほていまつり。境内には出店が並んでました。
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手づくりの工芸品や食品、あとマッサージや手相など、出店の種類も様々。そして、この日に限り拝観料は無料。
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この時昼過ぎで、いつもほていまつりではご本尊前で僧侶による法話もありますが、すでに終了。

そして、こちらがご本尊の布袋尊。七福神の中で唯一、実在の人物といわれ、後梁時代、中国浙江省の契此(かいし)というお坊さんがそのモデルになったといわれています。

国中を旅する際に用いる大きな袋がトレードマークであることから『布袋』と呼ばれるように。旅先で出会う貧しい人々に袋から必要なものを取り出して与え、そのお礼にもらった物をまた袋に入れることを繰り返してるうちに、人々の感謝と慈悲の心が袋をより大きくしていったという。

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そんな布袋さまの後ろ側には、大河ドラマでも注目の韋駄天像が。
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本堂・大雄寶殿(だうおうほうでん)につづく参道の石畳もまた独特の意匠。
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香炉もお線香も完全に中国風。
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本尊の釈迦如来座像をはじめ、十八羅漢像を安置。どの像も身近に拝観できることと、ちょっと奈良の仏像を思わせるようなエキゾチックな作風。仏像好きにはたまらない造形美も堪能できます。
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仏壇で見かける木魚の原型、魚の形をした開パン(かいぱん)。日常の行事の時間を知らせる時の鳴らし物として代々使用。
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で、こういう巡拝の御朱印の台紙には、各社寺にて御軸・大護符(色紙)・御宝印帖があるんですが、これからいろいろ巡るにあたり、色紙は持ち運びが不便かな?と思い、この日は持参してませんでしたが、自前ご朱印帳を活用することに。
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バラした状態の御朱印紙をいただきました。300円。「都七福神 諸縁吉祥」の朱印が押されています。この調子で1月中に7つの寺社をめぐってみたいと思います。

都七福神めぐり へのツイート

詳細情報

名称:黄檗宗萬福寺
住所:京都府宇治市五ケ庄三番割 五ケ庄三番割34
電話番号:0774-32-3900
詳細サイト:https://www.obakusan.or.jp/

都七福神めぐり
期間:1月1日(火)~1月31日(木)
料金:朱印料各300円、色紙(大護符)1,500円~2,000円
公式サイト:http://miyako7.jp/
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