2018年5月19日 更新

京都祇園の鯖寿司有名店の知る人ぞ知る隠れた逸品!老舗京寿司☆祇園石段下「いづ重」

京都で数ある鯖寿司の名店の中でも筆頭と呼び声高いお店。祇園にある創業100年以上の寿司店。鯖寿司以外の寿司ももちろん美味しいわけだが、中でも隠れた通ウケする逸品の海そう巻。買って食べてみました。

祇園・八坂神社前にある創業100年以上つづく老舗寿司店

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東大路通り。八坂神社の向かいにある、創業100年以上つづく老舗京寿司店。
京都の鯖寿司といえばココ!というくらい代名詞的な、かなり有名なお店。よくテレビや雑誌でも紹介されてます。
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看板商品は鯖寿司なんですが、お寿司屋さんなんで他メニューもあります、もちろん。
箱寿司やおいなりさん、他ちらし寿司など。5月の中旬以降になると、鱧寿司やあゆ寿司も登場し、京の夏の風物詩的メニューもとりそろえるお店。
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なんですが、今回私のお目当ての品はそれらともちがっていて。
で、店頭に貼り出された御品書きにも載ってなくて、若干不安になりつつ。

手書きの御品書きが置いてあるんですが、そこでようやく見つけて一安心。今回は巻物ジャンルの中の「海そう巻」を求めてやってきました。

ある有名ブロガーさんが、このメニューを推していて食べてみたい!とずっと思いつつ、初実食。
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店内はいかにも老舗感ただよう雰囲気。全てが使い込まれてここまで育ったようなインテリアや建具の風合い。そして、狭めな間口も古い京都のお店にふさわしく。

お店でももちろん食べられて、奥にはテーブル席も。今回はテイクアウトでしたが。
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厨房は入り口スグのところにあり、ここで海そう巻756円を注文。
お店の商品の中では、わりとお手頃価格。鯖寿司だと1本5000円以上するんで(笑)
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で、海そうって何が入ってるんですか?と質問すると、これが出てきました。同じような質問する人、多いんですかね(笑)こちらでは、場所柄外国人のお客も多いのか、御品書きに外国語表記のものも用意されてまいした。

海藻は8種類。海苔、青海苔、ひじき、めかぶ、わかめ、昆布、とさか海苔、あらめ。かなりの種類の海藻が入っていて驚き。てっきりわかめ程度かと思ってましたが。

で、注文してからわずか5分程度で品を受け取り、レジで代金払って退散。
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で、自宅に持ち帰って食べてみます。
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で、開けてみるとなんともインパクト大なビジュアル。松山銘菓の一六タルトを思い出すような(笑)黒い海藻部分が渦巻きになっています。
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ま、普段だったらパックから直食いするところですが、記事にするので横着しないでちゃんとお皿に並べました(笑)
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で、実食。
海藻たちがぎっしりと入っています。シャリと同量くらいありそうな。海藻、細かく刻まれてますが、いろいろな食感。そして、下味というかしっかりと煮つけて味付けしてある海藻。さらにシャリもわりとしっかり寿司酢が効いていて、醤油やらなにもつけずにそのまま食べてちょうどいい味加減。お酒のアテにもいいかもしれません。とにかく海藻がモリモリといただけて、なんだか髪の毛が黒々してきそうなほど。

海そう巻、一見地味目な響きのようにも思えますが、そこは老舗京寿司店の仕事ぶり。かなりの存在感の巻寿司。

テッパンの鯖寿司もいいですが、こんなん知ってる?と、ちょっとツウぶるにもいいメニューかもしれませんね(笑)

ヨ~イヤサ~♪

いづ重 への口コミ

詳細情報

店名:祇園 いづ重 
住所:京都市東山区祇園町北側292-1
電話番号:075-561-0019
営業時間:10:30-19:00 (L.O. 18:30)
定休日:水曜、祝祭日の場合、翌木曜日
店舗HP:http://gion-izuju.com/?pl=true
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