2022年5月16日 更新

【京都寿司】間違いなく喜ばれるおもたせ☆鯖寿司&箱寿司絶品!祇園石段下「いづ重」

おおきに~豆はなどす☆東山区祇園、八坂神社石段下にある明治時代から続く鯖寿司で有名な老舗京寿司。今回はお祭りシーズンにふさわしいお寿司をテイクアウト。

皆に喜ばれる絶品鯖寿司&箱寿司

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東山区祇園北。八坂神社の向かいにある、創業100年以上つづく京寿司の代表格的老舗『いづ重』。
京都で有名な鯖寿司といえばココ!というくらい代名詞的なお店でもあり、よくテレビや雑誌でも紹介されてます。
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そんな祇園の名物店ですが、現在改装工事中で更地状態。
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でもご安心を。そのすぐ近くの細い路地裏で、現在はテイクアウトのみで営業されています。
この日は親戚へのおもたせに、とこちらへ。ある程度、舌の肥えた方に贈る食べもの。そんなチョイスって悩ましいわけですが、ここのお寿司なら間違いなく誰にも喜ばれるだろうとやってきました。そして、現在5月ということで春のお祭りシーズン。京都では昔から、祭りシーズンに鯖寿司を家で作って親戚や知り合いに配ったりする習慣があります。今となってはそういうのも少なくなりましたが、お祭りと鯖寿司はセットという印象もあるくらい、なじみ深い食べ物。

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この日はまだオープン時間前に訪れたので、まだ暖簾もかかっていない状態でしたが、同じようにフライング気味のお客が何組かいました(笑)
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テイクアウトのみの仮店舗なので、店内は4畳半くらいのスペースですかね。注文カウンターの奥には厨房があり、カウンター前は待合スペースになっています。

現在工事中の店舗は今秋完成予定とか。その頃には以前と同様店内でも食事できるスペースが復帰するんでしょうね。
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今回は鯖寿司小2538円と以前食べてとても美味しかった上箱寿司1944円×2箱を注文し、持ち帰りました。注目は、いつも季節の絵柄をあしらったお手製の包装紙に包まれているわけですが、今回の上箱寿司には百合の絵柄の包装紙。すでに暦の上では夏ですからね。
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そして鯖寿司は祇園のランドマーク、八坂神社の楼門が描かれた包装紙。
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で、上箱寿司はこちら。

12個入りになっていて、小鯛、海老、穴子、木の芽、椎茸、鱧が彩りよく、しかも幾何学模様をも思わす市松状に収められています。中央には見栄えする海老尾と、下部にはガリ、青松葉も添えられています。ちょっと芸術作品的でもあり。食べるのが惜しいほどの美しさ。そして蓋を開けた瞬間、見ただけで美味しいとわかる中身に、皆少し興奮ぎみでした(笑)

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さらに古式ゆかしく竹の皮に包まれた鯖寿司小。一人分と言いつつ、6切れ入り。しかもわりと分厚めの鯖で包まれた寿司飯、さらに昆布で巻かれ、これは家でつくる域の鯖寿司ではなく、京寿司のプロの仕事とわかる真似のできない完成度の高い鯖寿司。ここでも皆大興奮(笑)久々にいづ重の美味しい鯖寿司が食べられる~!と。これだけ喜ばれたら、持ってきた甲斐がありました。
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で、これだけたくさんの量食べきれない、と少しおすそ分けにもらって帰りました。他にお蕎麦やおかずを付け足して。それにしても、美しいに尽きる京寿司。その代表ともいえる箱寿司と鯖寿司。

箱寿司は以前にも食べたことがありますが、いろいろな味がこの四角いお寿司に詰まっていて、さらに職人の卓越した技術もわかるような、一つ一つじっくり味わって食べたくなる絶品の味。
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そして鯖寿司。
この肉厚ぶりだけで、もう全てオッケーとも思えるような(笑)しかもちょっと生感のある酢の〆方が絶妙。鯖寿司の中には鯖の美味しさがわからなくなるほど酢で〆たものもありますが、これはいい鯖を使っている、という自信のあらわれのような〆方というか。そして昆布の旨味がいい具合にアシスト。昆布もいいやつ使われてて、昆布特有の糸を引いてました。寿司飯もちょうどいい酸味と旨味のバランスと硬さ。これは誰に贈っても喜ばれる絶品のお寿司。母の日や父の日に贈るにもいいでしょうね。喜ばれること間違いなしです!

ヨ~イヤサ~♪

詳細情報

名称:いづ重
場所:京都市東山区祇園町北側292-1
電話番号:075-561-0019
営業時間:10:30-19:00 (L.O. 18:30)
定休日:水曜、祝祭日の場合、翌木曜日
店舗HP:http://gion-izuju.com/?pl=true
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