2021年1月24日 更新

【京都和菓子】コロンと可愛い、ほっこり美味しい 鶴屋吉信「福ハ内」【節分銘菓】

鬼は外~福は内~今年の節分は124年ぶりに2月2日です。そんな節分に、今年の福を願いながらいただきたい銘菓を紹介させていただきます。

丸くて優しいおいしさ「福ハ内」

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「鶴屋吉信」の創業は1803年。200年以上続く京都西陣の老舗です。
京都を中心に全国に店舗展開されています。
今回は節分が近いので、人気の銘菓を紹介させていただきます。
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明治37年より現在まで、節分時期にお土産や贈り物に重宝されてきた銘菓「福ハ内」。
店舗及びオンラインショップでも購入可能です。
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「福ハ内 小さな物語」というリーフレットが入っていました。
明治37年、四代目が、京都でふと見かけた、お面をつけて豆まきをする幼い京娘に目をとめ、その微笑ましく晴れやかな印象をお菓子で表現されたのが「福ハ内」だそうです。
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五個入りを購入。
豆が桝の中に入っているかのようなデザイン。
丸くて柔らかい印象です。
日持ちが気になるところですが、製造より常温25日とのことで、長いのが有難いですね。
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公式HPの画像です。
8個入りからは、秋田杉の木箱が使用されており、
益々繫栄を願い竹が対角に渡してあります。
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福ハ内はお多福の面とお多福豆のようにふっくらとした形で健康と幸せへの願いが込められています。
丸くコロンとしてやわらかい印象。見ているだけで可愛くて癒されます。
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卵の黄身をふんだんに使った桃山生地の中に備中白小豆と手亡豆を使った白あんが込められており、しっとりしてほろりとした口当たりのいいお饅頭です。
生菓子の様ですが、しっとりと焼きあげて、形も皮もソフトな印象。
生地もあんも甘さ控えめのあっさりとしたお味で美味しい。
一つ食べた後に、もう一つ…手が伸びます。
お茶といただきましたが、コーヒーや紅茶との相性も良さそうです。
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五個入りは自宅用だそうですが、このパッケージだとちょっとしたお土産にお渡しするのにも良さそう。
鶴屋と言う事で、マークの鶴が羽ばたく様や包装紙のお色も温かみがあって素敵です。

今回は節分時期の銘菓を紹介させていただきました。2月3日頃までの販売だそうです。
福は内を願いながら、ほっこりといただいてみてはいかがでしょうか?

詳細情報

店舗名:鶴屋吉信
住所:京都市上京区今出川通堀川西入る (本店)
電話番号:(075)441-0105 
関連ページ:公式HP https://www.tsuruyayoshinobu.jp/shop/
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