2022年9月23日 更新

【京都ラーメン】金閣寺エリアに5月オープン☆漆黒の魚だし醤油味スープ「らぁ麺きむら」

おおきに~豆はなどす☆今回は北区金閣寺にも程近い場所に5月移転オープンしたラーメン店。ラーメンにはすべて国産食材を使用し、こだわりの詰まった味わい。

5月移転オープン☆こだわり詰まった漆黒の魚だし醤油らぁ麺

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北区衣笠、千本北大路を西へ行った、金閣寺にもほど近い場所。ここに5月オープンしたラーメン店『らぁ麺きむら』。この日はこの近くで野暮用があり、前から気になっていてランチで立ち寄りました。

こちらのラーメン画像を見て、私好みだな、と思って注目していたわけですが、以前西陣に店を構えていた『麺処雁木』が店名改め、移転オープンしたのがこちら。
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麺屋雁木にも以前食べに行ったことがありましたが、選んだラーメンがたまたま系統が少し違うものをチョイスしたからか、同一店であると後で知りましたが、まったく言われるまで気づきませんでした(汗)
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さて、新店舗の紹介。
店に入ってすぐの場所に券売機があり、ここで食券を購入。
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魚介系の醤油ラーメン、濃厚鶏スープ系ラーメンを軸に、まぜそば、丼物もあります。
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限定メニューもあり、泡系鶏白湯魚介つけ麺なども。
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店内はラーメン店としては広々としていて、厨房カウンター席に中央ダイニングテーブルも中央が仕切られ対面式の横並び席。さらに4人掛けテーブル席もあり、間取りもゆったりとしていました。
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テーブルアメニティーはわりと淡麗系ラーメン店でよく見かけるような黒七味や粉山椒など和風っぽい薬味。ラー油もあります。お箸も塗り箸と割り箸の2種類あり、客の好みでチョイスできます。お冷はセルフでティッシュなどもありました。
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ラーメンの材料はこだわり尽くしで、国産食材のみを使用し、化学調味料不使用とのこと。水は硬度ゼロの超軟水を使用し、スープの抽出効率を上げてるとか。スープ、魚だし醤油らぁ麺ではサバ節、鰹節、煮干し、羅臼昆布から引いた出汁に原木椎茸、牡蠣煮干し、スルメから引いた出汁をブレンドし、動物系素材不使用のWスープ。方や濃厚鶏らぁ麺は大量の鶏と少量の豚を炊き上げたすっきり鶏白湯スープ。
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さらに、使用されるかえしとして、醤油味では三種類の再仕込み醤油と三河みりんで力強い醤油ダレを。鶏白湯では岩塩に白醤油と薄口醤油、三河みりん、道東産長昆布、鰹節、乾椎茸、牡蠣煮干し入りの旨味強い塩ダレを。

さらに香味油には京赤地鶏の鶏油を使うなど、どこまでもこだわり大。
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薬味の九条ねぎもネギに詳しい人なら誰もが知ってる有名な生産者のもの。さらに麺には北海道産小麦を使用し、魚だし醤油らぁ麺は自家製、濃厚鷄らぁ麺は有名製麺所『麺屋棣鄂』製で使い分けされてます。

何と言いますか、非の打ちどころ無し(笑)
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今回は2種類食べました。

まずは味見に濃厚鶏らぁ麺。ドロドロの濃厚鶏スープですが、臭みなくダイレクトに鶏の旨味を感じます。塩味はわりと薄めで、スープの風味をより感じられるように味の設計されているのか。麺は麩入りストレート細麺。スープがよく絡み食べやすい仕上がり。
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そして、私チョイスの魚だし醤油らぁ麺。味玉プラスしました。一見、新福菜館を彷彿させる漆黒の淡麗系醤油味スープ。飲むとまず印象的なのが、まるで蕎麦屋の出汁のような味わい。醤油は効きつつも、三河みりんの甘みが効いていて、まるで鴨なんば蕎麦を食べているような錯覚を覚えるスープ。
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さらに麺。麩入り細ストレート麺の滋味深い味わいが、さらに和蕎麦的印象を与えるというか(笑)滑らかで口当たりよく、歯切れの良さも美味。

そして、盛り付けされた麺の美しさに、自家製麺への愛が伝わります。
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スープが比較的味強めなのを計算してか、チャーシューは塩味最小限というか。低温加熱で豚肉の赤身の柔らかさと旨味を十分に引き出した、まるでローストビーフの豚肉版のような。
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柚子皮も途中で顔を出し、ますます和の味わいというか。
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メンマは太めの歯ごたえ楽しむやつ。
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味玉子もいいエロ具合。味が中までしゅんでます(笑)
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替え玉があったので、途中追加。
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もともと替え玉追加想定なのか、スープの味の濃さとしてはキープしつつ。
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途中、粉山椒を振って味変すると、ますます和蕎麦的な味わい(笑)
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そしてスープも飲み干し、完食完汁ゴチ!
きっと女子や中高年層にも好まれるラーメンだと思います。食後の満腹感も心地よく、和蕎麦的錯覚で罪悪感もなし(笑)でも、和蕎麦のような物足りなさはなく、まぎれもなくラーメンジャンル。

以前の麺処雁木時代の方がよかった、という常連さんもいるようですが、私はこちらの方が好みかな。ちょうど秋めいて涼しくなった今こそ、食べたいラーメンですね。

ヨ~イヤサ~♪

詳細情報

名称:らぁ麺きむら
場所:京都市北区衣笠東御所ノ内町42 テナントA クラスカ衣笠
電話:075‐467‐0010
営業時間:昼の部 11:30-14:30 夜の部 18:00-22:00
定休日:火曜日
関連サイト:https://www.instagram.com/ramen_kimura/
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