江戸時代から続く『総本家 河道屋』は、生そばと「蕎麦ほうる」のお店です。祖先は平安京遷都まで遡り、元禄時代には既に菓子や蕎麦を扱っていたそうです。その頃は別の場所にお店がありましたが、火災に遭って現在の場所に移られました。本店は数寄屋造りで、とても趣があります。
河道屋の菓子は「蕎麦ほうる」のみしかラインナップされていません!そのこだわりようを考えると、食べる前から期待大です。
贈答用の箱入りもあります。
元々”そばぼうろ”は大好きでしたが、こちらは「蕎麦ほうる」。登録商標されていて、ほうるはPole(蘭)Bolo(葡)の訛れるものという意味が込められています。
特に意識せずパクパク食べていたのですが、それぞれの形にも意味があるそうです。
お花の形だとは思っていましたが、こちらは「梅」の形。
ただの丸だと思っていましたが、「つぼみ」の形でした。お祝い事にも使いたいなと思いました。
四季を感じられるお菓子もいいですが、「蕎麦ほうる」みたいに1年を通して定番でいられるのもいいですよね。
贈答品にももちろん、日常に寄り添ってくれるお菓子として、ストックしておきたいなと思います。