2024年7月7日 更新

七夕に織女と牽牛の多幸を祈って☆京菓子司「鶴屋吉信 本店」で季節の羊羹「七夕」が販売開始

老舗の京菓子司「鶴屋吉信」で、この時期限定の風物詩「工藝菓シリーズ・七夕」の販売が開始されました。毎年この時期しか味わえない銘菓を早速買い求めてきたのでその様子をご報告いたします。

創業1803年(享和3年)の老舗京菓子司「鶴屋吉信」

 (267904)

「ヨキモノヲツクル」を理念に「愛される京菓子文化の継承と発展」に寄与し、研鑽を重ねる「鶴屋吉信」で、この時期だけの季節の羊羹「七夕」の販売が開始されました。
 (267905)

「七夕」は鶴屋吉信の「工藝菓(こうげいか)シリーズ」の銘菓です。
「工藝菓シリーズ」は「職人の手で四季の季節をお菓子にうつしとる」ことを目指し、四季折々を京菓子にしたためています。
 (267906)

「七夕」は、そんな「工藝菓シリーズ」にあって初夏をうつしとった羊羹で、この時期しか味わえない銘菓です。

皇室のご愛顧も賜った銘菓の数々

 (267911)

鶴屋吉信には「七夕」の他にも「戦時京菓子18種」のひとつに選ばれた「柚餅」、鶴屋吉信の近代経営の力強い牽引力となった「京観世」など銘菓がいっぱいです。
 (267912)

さらに「本店限定」の銘菓や季節限定の銘菓もあり、いずれも賞味したくなる逸品ばかりです。
 (267913)

また、通年を通して親しまれている定番の銘菓も目白押しで、店内は自宅用、贈答用のお菓子を求める御贔屓客で賑わっていました。
 (267915)

洗練された店内と風格のある外観

 (267918)

「鶴屋吉信 本店」は堀川今出川の北西の角にあります。
ひと際風格のある外観は通りのシンボル的存在となっています。
 (267920)

店内は洗練された様式美が追及され、開放的で贅沢な空間となっています。
 (267921)

ディスプレイも美しく、和の美を展示した美術館のようです。

季節限定の「七夕」を求めつつ、こうした美工も愛でに鶴屋吉信 本店に足を運んでみてはいかがでしょうか?

基本情報

<鶴屋吉信 本店>
 ◇営業時間
  ・ 9:00〜18:00
 ◇定休日
  ・不定休(※主に水曜日)

アクセス

 ◇住所
  〒602-8434
  京都府京都市上京区今出川通堀川西入る
  tel.075-441-0105 fax.075-431-1234
 ◇電車
  ・京都市地下鉄:今出川駅より 徒歩10分
 ◇バス
  ・市バス:堀川今出川より 下車すぐ
 ◇駐車場
  ・15台
27 件

関連する記事 こんな記事も人気です♪

【京都かき氷】限定『果味爽涼』は身体覚醒する大人味☆老舗和菓子の贅沢空間「鶴屋吉信本店」

【京都かき氷】限定『果味爽涼』は身体覚醒する大人味☆老舗和菓子の贅沢空間「鶴屋吉信本店」

おおきに~豆はなどす☆今回は上京区、堀川今出川にある創業200年余の和菓子の老舗本店。和菓子の販売の他、広々とした贅沢空間で和菓子を頂ける茶寮も。
【厳選2022】京都オススメ季節の和菓子☆夏越の祓必食『水無月(みなづき)』【7店】

【厳選2022】京都オススメ季節の和菓子☆夏越の祓必食『水無月(みなづき)』【7店】

おおきに~豆はなどす☆今回は今の時期にふさわしい夏越の祓(なごしのはらえ)6月30日に必食の和菓子『水無月(みなづき)』。1月からの半年間の厄を祓い、残り半年の無病息災を願い、食べる習わし。オススメ7店を集めました。
これからの季節にぴったり!『鶴屋吉信』の爽やか「柚餅」

これからの季節にぴったり!『鶴屋吉信』の爽やか「柚餅」

春とは思えないほど暑くなってきましたが、そういう時にぴったりなのが『鶴屋吉信』の「柚餅」です。爽やかな風味が食欲をそそります。
【京都和菓子】コロンと可愛い、ほっこり美味しい 鶴屋吉信「福ハ内」【節分銘菓】

【京都和菓子】コロンと可愛い、ほっこり美味しい 鶴屋吉信「福ハ内」【節分銘菓】

鬼は外~福は内~今年の節分は124年ぶりに2月2日です。そんな節分に、今年の福を願いながらいただきたい銘菓を紹介させていただきます。
m.m | 3,611 view
【保存版】京都オススメの甘味処個性派ぜんざい!栗バブルや濃厚抹茶ぜんざいまで☆【厳選5店】

【保存版】京都オススメの甘味処個性派ぜんざい!栗バブルや濃厚抹茶ぜんざいまで☆【厳選5店】

おおきに~豆はなどす☆今回は京都オススメの甘味処、個性派ぜんざいを集めました。栗がふんだんに入った栗バブルぜんざいや老舗茶舗の濃厚抹茶ぜんざいまで。

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

柳町イズル 柳町イズル