2024年6月23日 更新

【京都】まさに正統派ビストロ 定期的に伺いたい良店「ヤナギハラ」

河原町二条上ル、京都市内でビストロと言えばココ!という方が多いお店「ヤナギハラ」で、ディナーなり。

京都の正統派ビストロ

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久々に思い出したお店の予約がスパーンと取れたわけで、やってきた河原町二条上ル。

周辺の街路樹に植えられているあじさいも、すっかり大満開。そろそろ嫌な梅雨の季節になっちゃいますな。オープン時間の18:00にお店前に到着。
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お店の名前は「ビストロ ヤナギハラ」。以前から再訪したかったのですが、たまたまネットを彷徨っていると予約サイトの「table check」でネット予約が可能になっていることを発見し、4日ほど前に席が空いているのが判明したので速攻で予約。table checkで予約するとGoogleのスケジュール表連携が出来て、予約確認メールがこまめに3回ぐらい来るので、個人的には一番好きな予約サイトです。(余談)

ヤナギハラは確か我々も3回目ぐらい訪問なのですが、写真フォルダを漁ると10年ぶり!でした、ビックリ。お店前に掲示してある「予約で満席です」を確認しながら、店内に。
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久々なのですが、お店の印象はなにも変わらない、品の良い落ち着いた静かな感じ。2人テーブル×5というこじんまり店内をシェフご夫婦がお二人で回しておられるのですが、2010年12月オープンの大人気ビストロ。いやー、ようやく来れました。我々は本日初ゲストなのですが、1時間後には席が埋まる訳で。
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メニューはこんな感じ。種類はそんなに置いておられないのですが、お肉料理がお得意なお店でメインの皿は、超!ボリュームしっかり。物腰の柔らかいマダムから「三皿ほどで丁度良い量になりますね!」と教えて頂き、うーんと悩むわけで。と!
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先にドリンクをお願いしようとすると、ペアリングのグラスワイン3種が¥3630、4種が¥4840でスタンバっているのを発見。相方は速攻で3種をチョイスし・・・
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3種を注文する前に「麒麟ハートランド(小瓶)」¥880を、相方はペアリングの1杯目にシャンパーニュを出して貰うのだ。お料理や好みに合わせて泡・赤・白なんでも出して貰える仕組み。いやー、ホッコリ。
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一皿目。ヤナギハラにきたら食べるでしょう!の「シャルキュトリー盛り合わせ」¥1430×2が登場。パンに塗ってあるのがレバーパテ、それに豚肉のリエット、中央がぎゅっと締まった食感の鶏肉の燻製、しっとり柔らかなパテドカンパーニュ、肉厚に切った自家製ロースハム、それにザワークラウトという布陣。いやー、パン呑みが大好きだ!と最近、あちこちのネタに書いているのですが、まさに正統派パン呑みですな。全体的に塩分が高すぎないのも好印象。これに・・・
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クープ大きめのでっかいライ麦パンが添えてあり、パテやフレンチマスタードと共に!という。いやー、こりゃワインが止まりませんな。
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途中で相方は赤ワインにスイッチ。仏プロヴァンスの「Chateau de Pibarnon Bandol Rouge 2018」なり。そこそこスパイシー、結構しっかり濃ゆめのムールヴェードル90%、グルナッシュ10%でした。ウマー!
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ワタシもワイン3種にスイッチし、一杯目はシッカリ目の白で!ブルゴーニュのピノ・ノワールだったような。しっかりコクのある感じで、相当美味しい一杯でした。
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二皿目。これも大定番で「信州産サーモン燻製厚切りと季節野菜マリネ」¥2860なり。いやー、わらっちゃうてんこ盛り量。このサーモンのカリッと仕上がった皮が旨いのだ。
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分けましたの図。野菜がなんだかバラエティあり。焼きズッキーニ、焼人参に生のトウモロコシ(超絶甘い)にヤングコーン、茗荷にパプリカ、水茄子にビーツに蕪というような。イヤーなんだか健康健全。
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ロゼグラスを頂いたあと、メインの皿の前に私も赤にスイッチしようとこちらを出してもらいました。ポルトガルから「FitaPreta Tinto 2021」なり。アラゴネス40%、アリカンテブーシェ30%、トリンカディラ20%、カステラォン10%のかなりしっかり目の赤。(
後の壁に角野さんのサインがあるのに気が付くわけで・・・汗)

で、メインの皿は超悩んで、ええい!とこちらを頼んだのですが大大大大正解!。
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「亀岡産 七谷鴨(エトフェ) 胸肉ロースト」¥8800! 国産の鴨の胸肉をビストロで喰える機会はそうはない!と思いまして、良いお値段なのですが、つい注文。 エトフェとは「窒息鴨」という、鴨肉に血の旨味を残す手法なのですが、非常に味がしっかりしていて、食べ応え満点。
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更に超でかくてビックリ。シャラン鴨の最大サイズに負けないサイズ感。2cmぐらいの肉厚に切り分けてあるのですが、食べ応え満点。鴨南蛮なら何人前になるんだろう!ですな。添えてある、赤ワインソースまみれになったジャガイモのグラタンもイイ感じで、ついライ麦パンまで追加で注文して、超お腹パンパン!なり。 いやー、注文してよかった。
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テンポ良くお料理が進行したので、20:00まではゆったりしようと意見一致。甘いもの!ということでメニューを見せてもらい、注文を受けてからぐわわわわわ~と轟音を響かせて、アイスクリームマシーンが回り始めるわけで。
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こちらを注文。「ココナッツのブランマンジェとイチゴのソルベ」¥1100なり。いやー、最後まで期待を裏切らないですなあ。奪い合うように食べて(汗)大満足、文句無し!と言う感想。

で、以上で〆まして、小瓶ビール1に、グラスワイン6杯で〆て¥25000なり。いやー、喰った喰った。昨今の諸物価高騰でお値段は以前よりお高くなっているのですが、この質でこの内容なので超説得力がありますな。京都市内でビストロと言えばココ!という方が多いお店ですが、定期的に覗きに来たくなる良店。ネット予約が通るようになったので、以前より席は取れやすくなったので、また思い出したら来ると思います、ご馳走様でした!

店舗情報

店名:ビストロ ヤナギハラ
住所:京都市中京区河原町二条上ル清水町358
営業時間:18:00 - 21:30(LO 19:30)
定休日:水曜・木曜
TEL:075-231-7295
https://www.instagram.com/bistro_yanagihara/
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スイカ小太郎。 スイカ小太郎。