【京都フレンチ】ランチ難民朗報15時～営業☆京町家路地奥ビストロ「ブラッスリーヴァプール」

おおきに～豆はなどす☆今回は中京区三条新町にある15時から営業するフレンチビストロ。気取らずに王道フレンチとワインを楽しめる隠れ家店。

京町家路地奥☆15時営業開始の隠れ家フレンチ

この日は朝から京都市内で登山をし、下山後日帰り温泉で汗を流し、その後にランチをしようと事前に計画したわけですが、どう考えても通常のランチタイムにはたどり着けず、かといって通し営業の店でランチとなればメニューも限られ、最適なお店はないものか、と探しまくり。

すると、ありました（笑）

中京区三条新町にある、なんとレアな15時から営業開始のフレンチ『Brasserie VAPEURS（ブラッスリーヴァプール）三条新町』。初訪で前日に予約してやってきました。

三条通沿いにあるお店で、これまで何度ととなく通る場所ですが、15時営業というイレギュラーな時間帯でこれまで看板を見かけず気づかなかった様子。さらに京町家の店構えということもあってか。

入口には王道フレンチの様相の料理とワインのメニューがあり、好感触。

そして、京町家はアプローチのみでその奥に本題のお店があります。これはかなりの隠れ家感でわからんわ（笑）目指して行かないと出会えないような立地。

店内はカジュアルなフレンチビストロのような、肩ひじ張らずに食事できそうな雰囲気。

カウンター席も素敵で、手前には冷蔵ケースがあり、シャルキュトリー類、お惣菜的なものが鎮座。この時点でたぶん当たりの店だな、と個人的経験から確信（笑）

さらに、ガラス張りになったワインセラーもあり、豊富な種類のワインを所蔵されていることがわかります。

お店では事前に予約すればディナーコースメニューもあるようでしたが、今回はランチともディナーとも言えない時間に入店するため、その時の気分で料理やお酒をチョイスしたい、ということで、終始アラカルトで注文することに。

こちらはお酒のメニュー。ワインはボトル、グラスで注文でき、さらにビールやカクテルも種類豊富にあります。

料理も前菜、サラダ、温製前菜、メイン、デザートと一通り。さらに、本日のおすすめ料理とチーズも各種。そして、ここには網羅されていない本日メニューもあったり。

とりあえず、まずはおつかれさんビールに、ベルギー産ヒューガルデン・ホワイトをなみなみに。この一杯のために生きる！の至福の味わい（笑）

そこからいろいろと料理を注文。まずは前菜類。
王道、パテドカンパーニュ。網脂で包まれ、いい豚脂の点在具合とあらびき感、そしてレバー感がバランスのいいパテ。

前菜盛り合わせ5種類。魚、肉、野菜のオードブルということで、こちらお皿には自家製鶏ハム、サラミ、タコのマリネ、生ハムと白桃。どれもお酒が進み、特に生ハムと白桃は口の中桃果汁と生ハム塩味と旨味のミックスで夏の味。

さらに、もう一皿はビシソワーズ。なんとも摩訶不思議な色のジャガイモ冷製スープ。なんでも京北産シャドークイーンという品種のジャガイモ使用で、赤みの少ないスミレ色のスープ。味わいも舌触り滑らかで美味。というか、前菜でこのビシソワーズもセットとは、満足度大。

さらにビールを追加して、ベルギー産ドゥシャスデブルゴーニュ。ブラックチェリーやパッションフルーツのような酸味と甘みを感じられ、これ単体でも美味しくいただけるビール。

ウサギと豚肉のリエット。豚肉オンリーのリエットより、ウサギのさっぱりとした味わいと食感がアクセントになり、たっぷりバゲットに乗せていただける美味しさ。パンはこの近くにある名店『ハナカゴ』の全粒粉バゲットで、リエットとの相性もバッチリ。

さらに、本日いい生ガキが入荷してます！ということで、三重県の的矢牡蠣。シンプルにオリーブオイルとともに。鮮度よく肉厚で、状態のいい生ガキを猛暑の京都で食べらえるとは、至福に尽きます。

さらにグラスワインでスパークリング。内容失念ですが（汗）

で、ありそうであまり扱ってるお店も少ないような気がする王道メニュー・エスカルゴ。残ったエスカルゴバターはパンで拭いまくって食べつくして（笑）

グラスワイン、こちらも失念ですが、いい渋みとボリューム感ある赤ワインでした。

そして、メインに骨付き仔羊のロースト。仔羊はニュージーランド産。どこまでもやわらかく、クセのない味わいの仔羊はロゼ色で火入れも抜群。コクのあるソースと相まって、いくらでも食べられるような美味しさで大満足。最近牧草系肉が好みで。

今回のお料理、これだけ呑んで食べて一人8000円ちょっと。早い時間帯からのスタートで、会話を楽しみながら時間をかけて料理やお酒を楽しんだひと時。ご主人もそんな客たちを快く容認で、とても居心地よく長居しました（笑）中には、生ハム、チーズ、日替わりカナッペのおつまみ3種盛り1000円というお手軽メニューもあり、一人ちょい呑みにもよさそう。いろいろ使えそうなお店ですね。ご参考に！ヨ～イヤサ～♪