2024年NHK大河ドラマの主人公・紫式部の墓所
さらに、その手前にある小さい盛り土。こちらには小野篁(おののたかむら)のお墓があります。
小野篁は平安時代前期、9世紀前半に活躍した貴族・歌人。小野篁といえば、閻魔大王の補佐役を勤め、六道珍皇寺の冥界に通ったと伝わる井戸を行き来し、あの世とこの世の橋渡しをした人物としても知られています。
そのお墓がなぜ紫式部のお墓の隣にあるのか。
紫式部が執筆した源氏物語は、貴族社会の恋愛を中心に描いた物語。その内容があまりにもショッキングだったため多くの人々を惑わした罪として、地獄行になったと言われています。それを不憫に思った紫式部の愛好家たちは、小野篁に地獄行を免れるための仲介役になって紫式部を助けてほしいという願いを込め、お墓を隣に移したんだとか。
小野篁は平安時代前期、9世紀前半に活躍した貴族・歌人。小野篁といえば、閻魔大王の補佐役を勤め、六道珍皇寺の冥界に通ったと伝わる井戸を行き来し、あの世とこの世の橋渡しをした人物としても知られています。
そのお墓がなぜ紫式部のお墓の隣にあるのか。
紫式部が執筆した源氏物語は、貴族社会の恋愛を中心に描いた物語。その内容があまりにもショッキングだったため多くの人々を惑わした罪として、地獄行になったと言われています。それを不憫に思った紫式部の愛好家たちは、小野篁に地獄行を免れるための仲介役になって紫式部を助けてほしいという願いを込め、お墓を隣に移したんだとか。
詳細情報
名称:紫式部墓所
住所:京都市北区紫野西御所田町
住所:京都市北区紫野西御所田町
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まだ気が早いようですが、2024年のNHK大河ドラマ主人公としても今後注目を集めるであろう紫式部を深掘りしようとやってきました。
平安時代中期の女性作家・紫式部。
生涯唯一の長編作品『源氏物語』は主人公の光源氏を通して、恋愛、栄光と没落、政治的欲望と権力闘争など、平安時代の貴族社会を描いたセンセーショナルな内容で、日本のみならず世界中で読まれるベストセラー作品。その解釈も人によって違い、近代の著名な作家もこぞって現代語訳本を出版し、時代を超えて読み継がれてる名著。国語教科書でもおなじみですね。