2021年9月6日 更新

【まとめ】京都随一の花街・祇園『繩手通』ぶらり!歴史的老舗から名物グルメまで☆

おおきに~豆はなどす☆今回は東山区、川端通のひと筋東に走る通り。古い歴史をもつ通りながら、京都随一の花街祇園の繁華街の様子が楽しめる通り。

京都随一の花街・祇園を彩る通り『繩手通』

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東山区、三条京阪。さらに西へは鴨川にかかる三条大橋も見えます。地下鉄と京阪電車の駅があり、周辺には広大なバスターミナルも。かつては路面電車が走り、その面影もところどころで感じられる場所でもあり。
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そんな三条京阪、川端通の東に走る細い通り『繩手通』。今回はこの繩手通をぶらりと南下して散策します。
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路面電車が走っていた頃は、今よりもっと賑わいを見せる通りでした。飲食店に加え、古くから古美術や骨董のお店も昔からあり、今よりも京都らしい風情だったかもしれません。

個人的な記憶としては、寝坊して遅刻しそうな時利用するタクシーで、「大和大路から繩手通を抜けて・・・」とよく道を説明していました(笑)縦にずっと一直線に走る通りなのに、四条通を境に南を『大和大路』と言ったり北を『繩手通』と言ったりすることをちょっと不思議に思っていました。
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ここでも。繩手通なのに住所では大和大路通三条となっています。
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でも、通りの繁栄会は『繩手』表示(笑)
繩手通は鴨川東、四条通より北を走り、三条バスターミナルまでの間の通りのことを指し、大和大路の一部。大和大路は奈良にまで続く大和街道の一部で、三条バスターミナルから泉涌寺道までを指します。
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通り名『繩手通』の由来には、こんな理由が。
一般的に『縄手』とは、あぜ道や真直ぐな道のことを指し、『畷(なわて)』とも書かれる地名もあります。この繩手通も鴨川の堤に敷設された道。江戸時代の書物によると、かつてこの界隈には『元結』と呼ばれる髷(まげ)を束ねるために使った糸(こより)をつくる元結屋が集中していたエリア。というのも、それを製造する過程において、鴨川の河原べりが恰好の干場だったとか。そして東海道の起点である三条大橋に近く、旅人相手に商いしやすかった場所でもあったことから、大いに繁栄した通りだったとか。そんなこともあって、『繩手通』と呼ばれたようですね。
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この日は定休日でしたが、四条通にも店を構える黒七味でおなじみの『原了郭』。巨大な七味容器が飾られています。もともとは『香煎』の専門店として、元禄16(1703)年に創業した老舗。七味の名店として知られていますが、今も漢方の名医の処方による香煎を製造販売し一子相伝の秘法を受け継いでいます。
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さらに南下すると、鳥なべの老舗『とり安』が。
一時期ハマっていろいろと食べ歩きしていた頃、こちらへも来店したことがあります。冬の京都の味覚として鳥なべも有名で、白濁スープが滋養や美容にもよく、さらに底冷えの冬には欠かせないご馳走。もしかしたら、京都ラーメンのベースって、このスープから由来してるのかもしれませんね。持論ですが(笑)
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さらに、祇園らしい雰囲気ただよう石畳の新橋通。
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現在ではコロナ禍でひっそりとしていますが、京町家リノベーションのバーやお茶屋さんが軒を連ねる、ザ祇園的大人の空間。
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さらに南下すると、また鳥なべの老舗『鳥新』が。幕末の志士・坂本龍馬の御用達店として有名ですが、そのお隣にはお手軽に食べられる親子丼のお店もあり人気。
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そして、四季折々でその風情を楽しめる祇園白川とそれに架かる大和橋。
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その傍らにあるファミリーマート祇園白川店。
2階には祇園白川を望む特等席スペースもあり、夜桜見物の頃に利用するお客も。
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さらに南下すると、昔から地元民の間ではよく知られる居酒屋『我逢人かっぱ』。京都らしいお料理もリーズナブルにいただける、呑兵衛の強い味方的お店。
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さらに、こちらも繩手通では超有名店『壱銭洋食(いっせんようしょく)』。お好み焼きの原型とも呼べる壱銭洋食の老舗で、昭和の懐かしさあふれる庶民派グルメが人気。久々に通りかかりましたが、お店の南側に鳥居が出来てました(笑)店内ではマネキンが接客してくれ、その珍光景ぶりが観光客にもバカ受けのスポット。
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そして、四条通に到着。東には八坂神社、西には南座や四条大橋も見えます。
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さらに、四条通を挟んだ南には大和大路が続きます。
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道路標識を見ると『大和大路通り(繩手通り)』と、カッコづけではありますが併記されています。
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祇園界隈の華やかさもあり、鴨川にもスグ。そして、老舗グルメや庶民派グルメ、さらには大人の雰囲気漂うバーもあり、今と昔が色濃く混在する通りでもあります。短い通りではありますが、その内容はかなり凝縮されていると言えますね。

ヨ〜イヤサ〜♪


※コロナ禍による営業日時の変更や酒類の提供休止の可能性あり
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