2022年12月23日 更新

【京都スイーツ】レトロ焼き菓子『ロシアケーキ』必食☆明治創業の老舗「村上開新堂」

おおきに~豆はなどす☆今回は中京区寺町二条にある明治創業の洋菓子老舗。レトロな風情漂う焼き菓子『ロシアケーキ』やクッキー缶は全国にファンも多数。

にじみ出るレトロ感に全国的ファンも多い老舗の洋菓子店

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中京区寺町二条。ここに明治40年(1907年)創業の老舗洋菓子店『村上開新堂』があります。いつもよく前を通るお店ですが、この日は久々にこちらの名物『ロシアケーキ』が食べたくなり、買い求めにやってきました。

レトロな店構えと素朴な味わいの洋菓子が人気で、全国にもファンが多く、この日も店内はかなりにぎわっていました。
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ショウウィンドーには自慢の洋菓子とともに、クリスマス仕様のディスプレイ。いつも以上に華やいだ雰囲気でした。
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そして、この扉の「をす」に店の歴史を感じます。あと、店の看板の店名が戦前方式で右横書きだったりするところにも。

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この日は次々お客が来店する混雑ぶりで、撮影チャンスがなかなかなく、以前店内を撮影した時の様子。内装は明治・大正時代がそのまま現存されたような印象で、家具ひとつひとつが使い込まれて今に至るのもわかるし、タイルの色合いや質感に至る全てがステキすぎ。

こちらでは、名物焼き菓子『ロシアケーキ』を中心に、ゼリーも。
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こちらは以前購入したこの時期限定のみかんゼリー『好事福盧(こうずぶくろ)』。温州みかんをまるごと使った名物ゼリー。
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それ以外の焼き菓子はばら売り、箱詰めで販売されていて、手軽に1枚から購入できます。
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ロシアケーキが昔からある名物菓子ですが、比較的近年に誕生したダックワーズやマドレーヌなどもあります。あと、寺町バニラプリンも。
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で、もう一つの名物であるクッキー缶ですが、こちらは予約制。そのパッケージや素朴な風合いのクッキーの味わいにファンも多い品ですが、聞くと現在で1年待ちとか。思わず店内で「1年!!」と大声あげてしまいました(汗)地方発送や電話でも受付可能とのこと。
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で、今回は日々のおやつに、とばら売りで購入。
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右側のロシアケーキは上から、柚子ジャムサンド、アプリコット、レーズンで各205円。左側にダックワーズ270円、マドレーヌ205円。見るからにレトロ感漂うデザインのロシアケーキ。
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ロシアケーキ、レーズン。レーズン以外にサクランボの赤も昔懐かしい洋菓子の雰囲気。台座クッキー部分は、わりと固焼きの昔懐かしいケーキ屋さんのクッキーを思わせる、素朴な味わい。最近のクッキーって、もっとバターリッチだったり香料が効いていたり、ドライナッツやフルーツ駆使してたりしますが、原点に立ち返るような美味しさ。
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ずっと食べてみたかったダックワーズ。外はカリッ、中はフワッとしたアーモンドの香りただようお菓子で、中にゲランドの塩を使った塩キャラメルクリームをサンド。キャラメル部分の少しビターになったコクがなんとも絶妙で、これは病みつきになる美味しさ。リピート必至。
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さらに、今の季節を意識しての柚子ジャムサンド。柚子の皮部分の苦みをほんのり残し、さらにクッキー部分のしっかりめな固焼き感がよく合います。何と言いますか、昔より全部美味しくなったなぁ~と(笑)もしかしたら、世代を超えた美味しさを追求されたのかもしれませんね。

今回はあまりの美味しさに完食してしまうほどのところを堪えて、残りは後日(笑)

クリスマスシーズンだったり、お正月に家族や友人と過ごしたり、そんな時のお供にピッタリな正統派な焼き菓子たち。オススメです!

ヨ~イヤサ~♪

詳細情報

名称:村上開新堂
場所:京都府京都市中京区常盤木町62
電話番号:075-231-1058
営業時間:10:00~18:00
定休日:日曜・祝日・第3月曜
関連URL:http://www.murakami-kaishindo.jp/
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