2018年1月10日更新

【京都甘味処めぐり】急げ！この時期限定の京風雑煮必食！！老舗銘菓とらやの極上菓寮☆「虎屋菓寮京都一条店」

創業は室町時代後期で京都発祥。『とらやの羊羹』は、もはや銘菓の代名詞。御所西にあるとらやの菓寮へ、この時期限定のお雑煮を食べに行ってきました。

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室町時代後期の京都創業の老舗店『とらや』の菓寮

烏丸通り沿い。シックで高級感あふれる店構え。こちらはテイクアウトの和菓子店「とらや」。とらやというと、東京の羊かんのお店という印象が強く、東京のお店と思ってたんですが。

歴史は古く、室町時代後期創業。御所がちょうど向かいにあることからも察することができますが、都が京都から東京に移り、宮中の御用勤めのため東京にも進出。

で、今回はとらやの菓寮へ。

角松が飾られ、正月らしい店構え。

甘味処としてはかなり立派。昔、この敷地に工場があったそうです。移転とともに空いた敷地をこの菓寮に立て替えたんだとか。駐車場も完備。

店の入り口には、今の季節のお菓子ディスプレイ。この時期はやはり花びら餅ですね。お正月らしく。

エントランスにもお正月らしい設え。

ここは広々としていて、いつも落ち着く空間。和モダンでラグジュアリーな雰囲気もあり。時間がゆったりと流れているような。

パーテーションで個室風になってる席もあり。普段は午後来店することが多く、まじまじと店内観察したことなかったですが（笑）

そして、お庭も望める席。屋根のひさしが大きくとられ、テラス席もあり。春や秋には気持ちのいいロケーション。奥には鳥居があり、参拝される方も。

そして、メニュー。
今回は1月3日～20日まで限定メニューのお雑煮を食べようと最初から決めてて。予め電話して問い合わせると、品切れになる可能性あるので予約が無難とのことで。言われてみると、他のお客さんも皆お雑煮チョイスだったので人気商品。

で、ほどなくして登場のお雑煮1404円。さすがとらやさんのお雑煮（笑）

いい塗りのお椀です。わりと深めのモダンなデザイン。蓋付きじゃないやつです。

まずは味噌汁。上品ないいお味です。白味噌はこのすぐ近くにある本田味噌のもの。花びら餅も同じものを使ってるそうで、東京のお店でもそれは変わらず。削り鰹、上質の雑味少ない旨味凝縮されてもの。

餅は丸小餅が2個。もちろん焼かずにゆがいて仕上げるのが京風。

これ、特徴的。
海老芋ですね。わりと固形感あって大き目。海老芋の良さは、これくらいのサイズを頬張ってねっとり感を味わうのが醍醐味。滑らかな舌触り。それが3個くらい入っていて、餅に次ぐ具材量。

大根。いちょう切り。

金時人参。上品に半月。赤色は意外と投入量少なくても目立ちますから、これくらいにとどめて吉（笑）
本田味噌の白味噌、上品でコクあって、美味しい白味噌仕立てでした。

広々とした店内には、まるでギャラリーのように書籍も並び、閲覧も可能。でも、日本語のやつはほとんどありませんが（笑）ふだん見る京都を、別の視点で見れるというか。

途中、お手洗いへ。
つぼみの寒椿がこんな一輪挿しに。なんとも気品があります。

驚きなのが、女性トイレのドアを開けると、さらに個室状態になったまるでホテルの一室のようなドアが。それが5部屋くらいあって。

中も広々空間で、メイク直しもここでできるようにドレッサーもあったり。

この時はやってませんでしたが、ギャラリーもあって開催期間中なら見ることも。
一口に菓寮と言いつつ、飲食だけにとどまらず極上の和のコンテンツを集めた文化的総合空間。季節のお菓子をいただきにまた来たいですね。

ヨ～イヤサ～♪

虎屋菓寮京都一条店　への口コミ

虎屋菓寮で頂いたお抹茶とお菓子がどれも繊細で美しく、しばし眺めて楽しむ。やさしい味わいが外気2度の極寒で冷えた身体を和らげてくれる。そして、店内ではイイホシユミコさんのうつわが使われていました。 #2018冬_京都日帰り旅 #虎屋菓寮京都一条店 #和菓子#虎屋

kanako7110さん(@kanako7110)がシェアした投稿 - 1月 8, 2018 at 4:42午前 PST

詳細情報

■店舗名
虎屋菓寮京都一条店
■住所
京都府京都市上京区一条通烏丸西入
■電話番号
075-441-3113
■営業時間
10:00～18:00 (L.O.17:30)
■定休日
年中無休 (元旦を除く)
■禁煙・喫煙
完全禁煙
■駐車場
有(一条通り＝お店正面玄関前は、車椅子の方専用駐車場。)
■詳細ページ
https://www.toraya-group.co.jp/