平安時代創建の仏像マニア必訪の古刹
そして、石段を上った先に『岩船寺(がんせんじ)』があります。こちらも浄瑠璃寺と同様に、平安時代創建の真言律宗のお寺。
天平元年(729年)に聖武天皇が大和国鳴川(現・奈良市東鳴川町)の善根寺(ぜんこんじ)にいた行基に阿弥陀堂を建立させたことに始まる。
のちに弘法大師とその甥である智泉大徳が伝法灌頂(かんじょう)を修し灌頂堂として新たに報恩院を建立したのが草創の始まりとされる。
そこに、嵯峨天皇が智泉に命じて皇子誕生の祈願をさせたところ弘仁元年(810年)に正良親王(仁明天皇)が誕生し、弘仁4年(813年)には檀林皇后(橘嘉智子)が本願となって堂塔伽藍を整備。この時に岩船寺と寺号を改名。 弘安2年(1279年)に寺基を現在地に移す。
天平元年(729年)に聖武天皇が大和国鳴川(現・奈良市東鳴川町)の善根寺(ぜんこんじ)にいた行基に阿弥陀堂を建立させたことに始まる。
のちに弘法大師とその甥である智泉大徳が伝法灌頂(かんじょう)を修し灌頂堂として新たに報恩院を建立したのが草創の始まりとされる。
そこに、嵯峨天皇が智泉に命じて皇子誕生の祈願をさせたところ弘仁元年(810年)に正良親王(仁明天皇)が誕生し、弘仁4年(813年)には檀林皇后(橘嘉智子)が本願となって堂塔伽藍を整備。この時に岩船寺と寺号を改名。 弘安2年(1279年)に寺基を現在地に移す。
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このあたりは『当尾(とうのお)』と呼ばれる地域で、京都府の文化財環境保全地区。平安時代から室町時代の石仏や石塔が点在する地区。京都最南端の場所ということもあり、京都市内や他の地域の寺院にはない、独特の雰囲気を求めやってきました。
で、ここに来る前、同じ地域にある浄瑠璃寺も拝観したわけですが、静かでとても雰囲気のいいお寺でした。