2023年5月7日 更新

【2023京都新緑】森羅万象パワーあふれる最強スポット☆天狗の郷をトレッキング「鞍馬寺」

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は左京区鞍馬にある天狗の郷として知られる鞍馬山、鞍馬寺へ。新緑が美しい参道をトレッキング感覚で訪れました。

京都最強のパワースポットとの呼び声高い鞍馬山、鞍馬寺

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京都市北部にあり、常に人気で京都随一の観光スポット貴船・鞍馬エリア。京都市の中心から離れ、叡山電車終点に位置する緑豊かな場所、鞍馬。この日は友人と鞍馬寺を参拝しようとやってきました。

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その途中の叡山電車・展望列車では青もみじの新緑トンネルを通る、この季節ならではの清々しい車窓を眺めながら駅に降り立ちました。そして、鞍馬駅では鞍馬伝説にちなみ、巨大な天狗像がお出迎え。
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そこから少し土産物店などが立ち並ぶ道をそぞろ歩きしながら鞍馬寺の参道に到着。この日はGW中の平日でしたが、意外と空いていて快適にここまでやってきました。

参道に張り出す新緑は目の保養にもなり、それだけでエネルギーチャージにもなるような、そんな初夏の風景。
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標高584m、山岳修験の場となる霊山・鞍馬山。その南斜面に位置する鞍馬寺は鞍馬弘教の総本山。宝亀元年(770)に鑑禎上人(鑑真和上の弟子)が毘沙門天を祀ったことが寺の始まりとされ、日本史上の数々の著名人ゆかりの地。特に有名なところでは、牛若丸(源義経)の修行場、そして鞍馬天狗の郷として有名なお寺。

仁王門 の創建は平安時代最末期と伝わります。1891年(明治24年)に焼失し、現在の建物は1911年(明治44年)に再建されたものですが、歴史の古さを感じます。
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ここから比較的整備された参道ながら、周囲の新緑や季節の花々を見ながら境内を回ります。地元民の間では、わりとトレッキング感覚で参拝される方もいて、軽装備の登山仕様の格好の方も。皆、新緑狩り感覚とも言えます。
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山に咲く花々を集めた花手水。
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こちらが本殿金堂、金剛床。境内で一番のパワースポットとの呼び声高い場所。
地面には六芒星形が描かれていて、五芒星形(晴明桔梗紋)と同様に魔除けの護符。中心に三角形の石があり、宇宙エネルギーが最も集中する場所。なので、ここに立ち空に向かって両手を広げ、宇宙エネルギーをチャージしようという参拝客が行列をつくることもしばしば。
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御本尊『尊天』は毘沙門天王、千手観世音菩薩、護法魔王尊が三身一体になっており、尊天はすべての生命を生かし存在させる宇宙エネルギーとされ、それが最強のパワースポットと言われる所以。寺紋は菊花紋 。一見、天狗の団扇を象った羽団扇のようにも見えますが、花を側面から見た意匠だとか。
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本堂前は広々とした空間で周辺にベンチも設置されており、ここで景色を眺めながら持参弁当を食べる方もいたり。周囲の山々がパノラマに見え、宇宙エネルギーが集中する場所にふさわしい風景。
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そこから山中の奥の院参道へ。貴船方面に抜ける山道でもあり、鞍馬と貴船両方を観光される方はこのルートを利用されます。鞍馬寺と貴船神社まで、大体2時間のタイムコース。
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途中にある息づぎの水。牛若丸が天狗に兵法を習うために独りで深夜の奥の院道を急ぐ際、息つぎのためにこの湧水を飲んだとか。
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さらに木の根道。硬い地質のため杉の根が地中に潜れず、地表を這うように伸びる場所。この地形を利用し牛若丸が修行したと伝わり、弁慶を倒した軽快な身のこなしはここでの修業の賜物とも言われています。この時点で膝が笑い、木の根に足を取られつまずきそうになりましたが(笑)
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さらに大杉が奥に横たわる大杉権現社。護法魔王尊のエネルギーの高い場所と伝わります。
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さらに不動堂。伝教大師、最澄が天台宗立教の悲願に燃え、一刀三礼を尽くし刻んだ不動明王が奉安。
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魔王殿。太古、護法魔王尊が降臨した磐坐・磐境として崇拝されてきた場所で、奥には御神体の大きな岩が見えます。
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魔王殿以降は下り道になり、貴船側の黒門に到着。今回は鞍馬寺から貴船方面を目指しましたが、逆からでももちろん行けます。ただ、今回のルートの方が体力的負担としては楽な印象でした。

鞍馬寺参拝で宇宙パワーをあやかりつつ、鞍馬山の新緑シャワーも降り注ぎ、今の季節こそ森羅万象のパワーをあやかれそうな、そんなパワースポット。ご参考に。

詳細情報

名称:鞍馬寺
場所:京都市左京区鞍馬本町1074
電話番号:075-741-2368
関連サイト:http://www.kuramadera.or.jp/
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