2017年12月14日 更新

京都屈指のパワースポット!650万年前に金星から地球に降り立った!?「鞍馬寺(くらまでら)」

京都でも屈指のパワースポットといわれている鞍馬寺。そのパワーの秘密は、650万年前(650年ではありません!)に金星から地球に降り立った「尊天」のひとり、「護法魔王尊」(サナート・クマラ)のご加護なのだそう。今年最後のパワーをもらいに、鞍馬寺まで行ってきました!

天狗で有名!牛若丸(源義経)が修行をした地

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鞍馬寺というとやはり、鞍馬山の大天狗!幼い頃の源義経が、鞍馬山の大天狗から武術を教わったという話は有名ですね。ほかにも『枕草子』で「近うて遠きもの」の例として鞍馬寺の九十九(つづら)折りの参道が書かれていたりと、逸話には事欠きません。

昔から、人々に敬われてきた霊験あらたかな鞍馬山。冬は、そのパワーがますます研ぎ澄まされているような気がします。
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さて、まずは入り口の仁王門(山門)です。1891年に焼失しましたが、1911年に再建されました。
入山料(愛山費)は300円。
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そして、やってきました!いよいよ、こちらが『枕草子』で「近うて遠きもの」の例として語られた九十九(つづら)折りの参道、スタート地点です。近くて遠いというよりは、遠くて遠くて遠いような…。
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朱色の燈籠が鞍馬山の神秘的な雰囲気を高めます。
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牛若丸のような身軽さはないので、鞍馬山ケーブルを使って上ります。
大人・片道200円、小学生以下は片道100円です。ケーブルカーは、1957年に開通しました。
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ケーブルカーに乗るとすぐ多宝堂に到着します。
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こちらは、多宝塔駅からの参道。九十九折(つづらおり)参道と合流しています。
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九十九折参道の途中もご紹介します。こちらは、魔王の滝です。石造りの鳥居や祠のある、小さな池になっています。
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こちらは、鞍馬寺の鎮守社である由岐神社です。ケーブルカーに乗車すると通り過ぎてしまうので、こちらにお参りしたい方は徒歩で訪れる必要があります。山門からは徒歩10分ほどの距離です。
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由岐神社にある御神木の大杉社です。樹齢は約800年といわれています。
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由岐神社の拝殿です。拝観は無料ですが、鞍馬寺の中にあるので、入山料(愛山費)が300円かかります。
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由岐神社にある天狗みくじ。キーホルダーつきです。
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牛若丸の守り本尊である地蔵尊が祀られている川上地蔵堂。
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こちらも九十九折参道。全長は約1kmほど。
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九十九折参道。石段のない道もあります。
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巽の弁財天社。学芸・財宝を司る福神、弁財天を祀っています。

京都有数のパワースポット

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転法輪堂・洗心亭です。平安時代に13年間も堂内に籠り、毎日12万遍の弥陀宝号を唱え続けた重怡上人が、6万字の弥陀宝号を書いて法輪に納めたのが、転法輪堂の名の由来だそうです。
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こちらも参道、まもなく本堂です。徒歩だと30~40分はかかります。
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転宝輪堂の手水舎。山の水なので、とても冷たい!
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転宝輪堂の手水舎の屋根。散紅葉が綺麗ですね。転法輪堂は、1969年に再建されたもの。
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参道を上から振り返ります。今年の秋ももう終わり。
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こちらは、狛犬ならぬ阿吽の虎。本尊毘沙門天のお使いである神獣です。毘沙門天の出現が、寅の月、寅の日、寅の刻とされていることによります。
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本殿まわりです。堂内には中央に毘沙門天、向かって右に千手観世音、左には護法魔王尊が安置されています。「護法魔王尊」(サナート・クマラ)は、650万年前に金星から地球に降り立ち、その体は通常の人間とは異なる元素から成り、年齢は16歳のまま、年をとることのない永遠の存在であるとされています。
御本尊は秘仏で、60年に一度、丙寅の年に開扉されます。
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本殿金堂前の金剛床。宇宙のエネルギーである尊天の波動が果てしなく広がる星曼荼羅を模し、内奥に宇宙の力を蔵する人間が宇宙そのものである尊天と一体化する修行の場となっているのだそう。すごいパワーを感じます!?
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本殿金堂前にある翔雲台。擁護受福のため、本尊が降臨した場所と伝えられています。雄大な景色を眺めていると、その伝説も信じられる気がしますね!
壮大な宇宙のパワーが宿る鞍馬山。こちらにはご紹介できなかった義経ゆかりの史跡などもあるので、ぜひ足を運んでみてください。

鞍馬寺 基本情報

名称:鞍馬寺
住所:京都市左京区鞍馬本町1074
拝観時間:9:00~16:30
休館日:なし(霊宝殿は月曜、12月12日~2月末日休館)
入山料(愛山費):一般(高校生以上)300円
         中学生以下 無料
         障害者本人は無料
関連ページ:http://www.kuramadera.or.jp/
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前回紹介した鞍馬寺の続きです。山岳信仰の場。牛若丸や天狗にまつわる史跡が点在。天狗の総本山でもあり、数々の不思議な伝説を残す山。

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