2022年12月18日 更新

【京都和菓子】羊羹の老舗『とらや』で新年の干支・卯にあやかった縁起物パッケージ登場☆

おおきに~豆はなどす☆今回は上京区御所西にある室町時代創業の和菓子の老舗。とらやの代名詞ともいえる羊羹は今年の干支にちなみ卯パッケージ。

新年の干支・卯にちなんだウサギデザインのパッケージ☆

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上京区烏丸通り沿い。御所西に面したシックでモダンな造り。高級感あふれる店構え。室町時代後期創業400年の歴史を誇る和菓子の老舗。宮中の御用勤めのため東京に進出したことから、東京のお店というイメージ強いですが、ここ京都が発祥。『とらやの羊羹』は和菓子の代名詞とも言える、日本を代表する銘菓でもあり。

毎年12月になると親戚へのお年賀として、こちらの羊羹を買いに来るわけですが、師走も後半に買いに行くと“とらや渋滞”ができるほど行列になるため、早めに準備しておこうとやってきました。ネットでも注文可能なわけですが、実際どんなものがあるのか確認したいこともあり来店するわけですが。
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とはいえ、この時も続々と進物用に来店するお客が絶え間なく人気でした。年末ともなると、さらに多くの来店客になり混乱を避けるため、整理券も発行されたりしますが、まだそこまでには至らず。
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そして、店頭のひときわ目立つ場所には、来年の干支である卯をモチーフにしたパッケージの羊羹や手ぬぐいなどのグッズが飾られています。
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こちらは食べ切りサイズ、個包装タイプの小形羊羹。通常のパッケージに加え、ウサギデザインもあります。お年賀向けでもあり。
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こちらは小形羊羹に加え、季節の練り菓子で柚子を使った『柚子ごよみ』とセットになったもの。白餡ベースに柚子の果汁と蜜漬けした皮がたっぷり入ったもので、羊羹とはまた違う味わいみたいです。
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さらに干支にちなんだ紅白の練り羊羹『駆けうさぎ』。縁起物ですね。
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縁起物の象徴でもある富士山をモチーフにした羊羹『髙根羹』も。
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そして、こちらは2023年の歌会始のお題『友』から考案された『野に歩む』。紅と黄の道明寺羹と緑の煉羊羹で春の野の情景を再現し、友と歩いた思い出は色褪せることがない、という思いが御菓子に込められています。
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他、和を基調とした和菓子が多い中、意外な形状、ゴルフボール型の最中『ホールインワン』。こちらも歴史ある御菓子で、三菱財閥の総帥・岩崎小弥太(いわさきこやた:1879~1945)が関わって誕生した銘菓。大正15年(1926)、社内幹部のパーティー開催に、当時最先端のスポーツであったゴルフボールを模した菓子を注文。後に改良され、最中として販売されるように。老舗らしい誕生ヒストリーですね。
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で、今回はこちらウサギパッケージの小形羊羹と柚子ごよみがセットになったものをお年賀仕様に包装していただきました。羊羹は御菓子の中でも賞味期限長く、製造から1年。なので、比較的時期を選ばず食べてもらえるので贈る方としても安心。柚子ごよみは75日間ですが、それでも長め。大体いつもこれで間違いないというか(笑)お年賀や進物、帰省のお供として、ご参考に。

ヨ~イヤサ~♪

詳細情報

名称:とらや京都一条店
場所:京都市上京区烏丸通一条角広橋殿町415
電話番号:075-441-3111
営業時間:9:00〜18:00
定休日:元日/毎月最終月曜日(12月を除く)
店舗HP:https://www.toraya-group.co.jp/toraya/shops/detail/?id=55
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