イチハツとはアヤメ科の多年草で、アヤメ類の中で一番先に咲くので、
一初 イチハツというそうです。
御霊神社では、外堀にイチハツの群生が、境内の数か所にもイチハツがあり、楽しむことができます。
1987年(文正二年)、御霊神社の境内での合戦から応仁の乱が勃発したそうです。
今は自然豊かで静かな境内ですが、ここで合戦が起こったとは思えない雰囲気ですね。
名称:御霊神社(上御霊神社)
住所:京都市上京区上御霊前通烏丸東入上御霊竪町495番地
拝観:自由 7:00~日没
関連ページ:
http://www.kyoto-jinjacho.or.jp/shrine/02/004/
境内の‘御霊の森’は応仁の乱の発端となった場所でもあります。
神社の外堀にはかつて杜若(カキツバタ)があったそうですが、
水がなくなり途絶えてしまいました。
そこで杜若に似ていて湿地でなくても育つイチハツを植えられたそうです。
花が減ってしまった時期もあったようですが、ボランティアグループの方々が定期的にお世話をして下さったおかげでかつての姿を取り戻したそうです。