2019年5月10日 更新

【京都花めぐり】御霊神社で貴重なイチハツに癒される

市営地下鉄鞍馬口駅そばにある御霊神社。たくさんのイチハツが楽しめる、京都では貴重なスポットです。

御霊神社のイチハツ

鳥居と楼門(西門)

鳥居と楼門(西門)

御霊神社(上御霊神社)の起源は794年(延暦13)崇道天皇を祀ったのが始まりだそうです。
境内の‘御霊の森’は応仁の乱の発端となった場所でもあります。

神社の外堀にはかつて杜若(カキツバタ)があったそうですが、
水がなくなり途絶えてしまいました。
そこで杜若に似ていて湿地でなくても育つイチハツを植えられたそうです。
花が減ってしまった時期もあったようですが、ボランティアグループの方々が定期的にお世話をして下さったおかげでかつての姿を取り戻したそうです。
 (152093)

イチハツの群生

イチハツとはアヤメ科の多年草で、アヤメ類の中で一番先に咲くので、
一初 イチハツというそうです。
御霊神社では、外堀にイチハツの群生が、境内の数か所にもイチハツがあり、楽しむことができます。
外堀のイチハツ

外堀のイチハツ

南側の外堀に広がるイチハツの群生は圧巻です。
青紫と緑のコントラストは美しく、たくさん咲いている姿は素晴らしい風景です。
イチハツ 一初

イチハツ 一初

本殿に表示されていた案内

本殿に表示されていた案内

境内のイチハツ

境内のイチハツ

境内の色んなところにもイチハツがかわいい花を咲かせていました。

応仁の乱発端の地

1987年(文正二年)、御霊神社の境内での合戦から応仁の乱が勃発したそうです。
今は自然豊かで静かな境内ですが、ここで合戦が起こったとは思えない雰囲気ですね。
 (152090)

1987年(文正二年)、御霊神社の境内での合戦から応仁の乱が勃発したそうです。
今は自然豊かで静かな境内ですが、ここで合戦が起こったとは思えない雰囲気ですね。
石碑の表字は元総理細川護煕氏によるものだそうです。

石碑の表字は元総理細川護煕氏によるものだそうです。

拝殿に置かれていたお神輿

拝殿に置かれていたお神輿

今年50年ぶりに神幸祭での神輿渡御が復活されたそうですね!
今出川口神輿400年

今出川口神輿400年

今出川口神輿400年をお祝いして、来る5月18日に河原町今出川交差点において三基の神輿が神輿振りを披露されるそうです。
今年限りですので、貴重なシーンが見られるでしょうね~^0^

基本情報

名称:御霊神社(上御霊神社)
住所:京都市上京区上御霊前通烏丸東入上御霊竪町495番地
拝観:自由 7:00~日没
関連ページ:http://www.kyoto-jinjacho.or.jp/shrine/02/004/
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