2017年10月2日 更新

【体験】旧東海道を歩く!旧三条通をたどり廃線跡や廃墟も!!目指せ三条大橋☆後編【大津宿~山科~三条大橋】

最近、旧東海道53次を自転車や徒歩で踏破するのが密かなブームです。秋の行楽シーズンにピッタリのレジャー。今回は滋賀県大津市から終点・三条大橋までを踏破。いよいよゴール!後編です。

山科駅前から再開!

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前編で旧三条通、山科駅前まで。同じ場所から後編のスタートです。
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こんな道標も。
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途中、古い家屋や愛宕参拝の常夜燈。て、こんな場所からすでに!もっと最寄り設置でいいやん!と思いながら。昔は愛宕山行くのも、かなりの一大事だったのかなぁと。
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五条別れ。かつてはここから五条へ向かう分岐点として主要な場所だったんですかね。細い道ですが。
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で、三条通と合流。ちょっと迷った箇所でしたが。JRの高架を抜けて
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天智天皇陵が道を挟んだところに。
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で、また三条通から外れます。細い路地。
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その脇に遊歩道。こちらは京阪電車・京津線が地下鉄の登場とともに廃線になった跡地につくられたもの。かつてはここを電車が走ってました。
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日ノ岡あたり。さらに大石街道との交差点。こういう大きな木が昔街道の分岐点だったり距離を示すものだったり。上部切られてますが、その名残だったのかなぁと。
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ここから九条山沿いに細い道が続きます。わりとひっそりとしたエリア。並行して三条通が眼下にあるわけですが。
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さらに、三条通とまた合流。ここからゴールの三条大橋までは今の三条通が旧東海道。
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ここもかつては線路だった場所。三条通の拡張と歩道の確保のため廃線になりましたが。車石がモニュメントに。
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九条山。かつてはここにも駅がありました。
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ここも昔はもっと急峻な峠だったようですね。何度も掘り下げられたとありますが。公開処刑場でもあった場所。
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廃墟も。
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後は下りで蹴上。「蹴上」という地名も、よく京都の裏歴史にまつわる話で登場します。粟田口の処刑場があった場所からほど近いため、このあたりには処刑で打ち首になった頭部がゴロゴロと転がり、蹴り上げてしまうほど、そこから「蹴上」という地名になったとか。
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向かいには南禅寺に続くねじりまんぽもあり。
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蹴上発電所。疎水の水力を活かした発電所でインクラインの動力源に。
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もうこの辺に来ると、旧東海道的道標やそれを表すものはあまり見当たりません。神宮道。平安神宮の鳥居が見えます。
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白川も。
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東大路を越え
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ゴールの三条大橋に到達!
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池田屋騒動でついたとされる擬宝珠の刀傷など歴史を感じつつ
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弥次喜多道中のホンの一端だけ垣間見れたような疑似体験(笑)
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9月も最終だったんで、名残のスタバの納涼床を眺めながら。
歩く速度で見る景色はいつもと違い、今まで気づかなかった京都の歴史を垣間見れる瞬間。とても楽しく旧東海道を歩くことができました。これからの行楽シーズン、こんな街道を歩いて昔の人の感覚にタイムスリップするのも面白いですよ。

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