新選組ゆかりの『壬生寺』
律宗の大本山である『壬生寺』は991年に創建されました。本尊が地蔵菩薩なので厄除けや開運を願う信仰が広がり、節分には多くの人で賑わう節分会厄除大法会(せつぶんえ やくよけ だいほうえ)が行われます。
2月2日と3日の節分会厄除大法会では、「京都三大念仏狂言」の1つである壬生大念仏狂言の「節分」が上演されます。参拝者が炮烙という素焼きの皿を買って、親族等の年齢や性別を墨書きして奉納した後、4月29日~5月5日に行われる壬生大念仏狂言の「炮烙割」の中で割られます。
新選組との関係
『壬生寺』は新選組が結成された場所で、池田屋騒動のあった7月16日に壬生塚で新選組隊士等慰霊供養祭が行われます。また、壬生塚には近藤勇像などの新選組隊士の墓塔があります。また、壬生寺歴史資料館では関連資料は3点のみとなりますが、新選組についての解説やパネルが展示されています。
ここで訓練や「壬生狂言」を鑑賞したり、沖田総司が子供を集めて遊んでいたと聞いたら、ファンでなくても行ってみたくなります。
ここで訓練や「壬生狂言」を鑑賞したり、沖田総司が子供を集めて遊んでいたと聞いたら、ファンでなくても行ってみたくなります。
ご利益がいっぱい
幼児の夜泣き止めにご利益がある夜泣地蔵がいらっしゃったり、菅原道真と縁があったことに由来して学業上達のご利益があります。
さらに『壬生寺』のご本尊は延命地蔵菩薩像です。十益ものご利益があるそうなので、ぜひ行く前に調べてみてください!
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