お酒の神様「松尾大社」
松尾大社は洛西嵐山にある神社で、醸造の神様として知られています。阪急「松尾大社」から西へ歩くとすぐに見えてくるのが、一の鳥居。
そのわきには大きな瓶子(へいし:お酒を入れる器)のオブジェがあります。
そのわきには大きな瓶子(へいし:お酒を入れる器)のオブジェがあります。
一の鳥居をくぐると松尾山を背負った松尾大社が見えてきました。
青々とした山がとてもきれいです。
青々とした山がとてもきれいです。
鳥居の上部にはしめ縄が張られてそこに榊が垂れ下がっています。
ほかの神社ではあまり見かけないこれは、脇勧請(わきかんじょう)と呼ばれるもので、占いによって農作物などの吉凶を判断していた太古の風俗がそのまま伝えられているそうです。
ほかの神社ではあまり見かけないこれは、脇勧請(わきかんじょう)と呼ばれるもので、占いによって農作物などの吉凶を判断していた太古の風俗がそのまま伝えられているそうです。
江戸初期に建てられたという立派な楼門を抜けると広々とした境内に出ます。
楼門をくぐってすぐにある一ノ井川周辺には今が盛りとばかり鮮やかな山吹が咲いていましたが、その様子はまたあとで。
楼門をくぐってすぐにある一ノ井川周辺には今が盛りとばかり鮮やかな山吹が咲いていましたが、その様子はまたあとで。
松尾大社の御祭神は、松尾山一帯を守護する大主神である大山咋神(おおやまぐいのかみ)と海上守護の霊徳が市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)です。
もともとは松尾山山頂の磐座に鎮座されていましたが、大宝元年(701)に社殿を山麓に移して松尾大社が建立されたと伝わっています。
もともとは松尾山山頂の磐座に鎮座されていましたが、大宝元年(701)に社殿を山麓に移して松尾大社が建立されたと伝わっています。
本殿の左手前にあるのは「相生の松」。
根を同じくする2本の松が350年という樹齢を全うし、ここにお祀りされているそうで、恋愛成就・夫婦和合などの御神徳があるとされています。
根を同じくする2本の松が350年という樹齢を全うし、ここにお祀りされているそうで、恋愛成就・夫婦和合などの御神徳があるとされています。
本殿の右前には撫でると幸運をいただけるという「幸運の双鯉」があります。
鯉は出世開運の守護とされている松尾大社の神使です。
鯉は出世開運の守護とされている松尾大社の神使です。
「幸運の双鯉」の隣には「重軽石」がありました。
願い事をしながらこの石を持ち上げて、思っていたよりも軽ければ願いが成就するというものです。
同じような祈願石は伏見稲荷大社にもあります。
願い事をしながらこの石を持ち上げて、思っていたよりも軽ければ願いが成就するというものです。
同じような祈願石は伏見稲荷大社にもあります。
拝殿の手前には「撫で亀」も鎮座していました。
鯉と亀は松尾大社の神使とされていて、手水鉢や霊泉、庭園にもいらっしゃいますので、ご参拝の折にはぜひお参りしてみてください。
鯉と亀は松尾大社の神使とされていて、手水鉢や霊泉、庭園にもいらっしゃいますので、ご参拝の折にはぜひお参りしてみてください。
さすが醸造の神様、たくさんの酒樽も奉納されていて、壮観でした。
境内にあちこちに咲き乱れる山吹
私がお参りしたのは4月の中旬すぎで、山吹は例年より少し早めの見ごろを迎えていました。
境内のあちこちに咲き乱れているオレンジの花々は、とても明るくてきれい。
見ているだけで元気になってきます。
境内のあちこちに咲き乱れているオレンジの花々は、とても明るくてきれい。
見ているだけで元気になってきます。
松尾大社の山吹には八重咲きと一重咲きの2種類があるそうですが、ざっと見たところ八重咲の方が多いように思いました。
ただ華やかな八重咲が目立っていただけかもしれませんが…。
ただ華やかな八重咲が目立っていただけかもしれませんが…。
特に美しく咲きそろっていたのは、一ノ井川の周辺です。
石橋や社殿を背景に多くの人が写真を撮影していました。
石橋や社殿を背景に多くの人が写真を撮影していました。
八重咲ばかりに目が行きがちでしたが、時折見かける一重の山吹はとても可憐で素敵でした。
本殿左横にある摂末社の辺りにも山吹がきれいに咲きそろっていました。
3つの景色が楽しめる庭園「松風苑」
松尾大社には、趣の異なる3つの庭園があります。
それが、昭和の名作庭家・重森三玲が手掛けたもの最後の庭園「松風苑」です。
それが、昭和の名作庭家・重森三玲が手掛けたもの最後の庭園「松風苑」です。
庭園は境内に点在する形になっています。
まず初めは本殿左の渡り廊下の下をくぐります。
まず初めは本殿左の渡り廊下の下をくぐります。
すぐに左へ曲がり,もう一度渡り廊下をくぐった先にあるのが、「曲水の庭」です。
「曲水の庭」は、平安貴族の風雅や遊び「曲水の宴」を偲び、現代風に表現された庭園です。
庭園の外にある名水「亀の井」の水を引いた流れと巨石、ツツジの植栽が趣ある景色を形作っています。
庭園の外にある名水「亀の井」の水を引いた流れと巨石、ツツジの植栽が趣ある景色を形作っています。
4月終わりから5月にかけて、ツツジが咲き始めるといっそう華やかな庭園を楽しむことができます。
「曲水の庭」の奥、廻廊を挟んであるのが「上古の庭」です。
松尾大社が創建される以前の磐座信仰をモチーフとして巨石とミヤコザサで作られたシンプルな石庭となっています。
松尾大社が創建される以前の磐座信仰をモチーフとして巨石とミヤコザサで作られたシンプルな石庭となっています。
拝観ルートを進むと別名「よみがえりの水」とも呼ばれる「亀の井」や、松尾大社の神使である鯉と亀が配された小さな庭園も見られます。
最後の庭園「蓬莱の庭」は、楼門を出た先にあります。
不老不死の仙人が住むという蓬莱島をモチーフとした池泉回遊式庭園ですが、現代的な印象も見られる素敵な景色。
羽を広げた鶴の形になっているという池の周りをゆっくりと一周しながら、少しずつ変化する景色を楽しみました。
不老不死の仙人が住むという蓬莱島をモチーフとした池泉回遊式庭園ですが、現代的な印象も見られる素敵な景色。
羽を広げた鶴の形になっているという池の周りをゆっくりと一周しながら、少しずつ変化する景色を楽しみました。
お酒好きなら見逃せない!?「お酒の資料館」
楼門に向かって左には「お酒の資料館」があります。
館内には、お酒の製造工程を表したミニチュアや歴史、お酒の文化などが展示され、とても興味深く見学しました。
資料館横にあるお店では、松尾大社限定のお漬物なども買うことができますよ!
「京都五社巡り」めでたく満願!
今回松尾大社にお参りした目的の1つは、京都五社巡りの御朱印をいただくことでした。
五社巡りとは、平安京の四方を守護する四神と中央の五社を巡るものです。
巡る神社は
・賀茂雷別神社(上賀茂神社):北の守護 玄武
・八坂神社:東の守護 青龍
・城南宮:南の守護 朱雀
・松尾大社:西の守護 白虎
・平安神宮:中央の社
です。
五社巡りとは、平安京の四方を守護する四神と中央の五社を巡るものです。
巡る神社は
・賀茂雷別神社(上賀茂神社):北の守護 玄武
・八坂神社:東の守護 青龍
・城南宮:南の守護 朱雀
・松尾大社:西の守護 白虎
・平安神宮:中央の社
です。
ちょうどコロナウイルスが蔓延し始めた2020年の春に城南宮でいただいてから、6年がかりの満願です。
ずっと松尾大社の御朱印だけが空白だったので、やっとそろったという思いですごくホッとしました。
ずっと松尾大社の御朱印だけが空白だったので、やっとそろったという思いですごくホッとしました。
一緒にいただいた切り絵の御朱印や山吹の時期限定の御朱印も美しくて大満足!
きれいな景色と共に素敵な思い出となりました。
きれいな景色と共に素敵な思い出となりました。
松尾大社 基本情報
・住所 京都市西京区嵐山宮町3
・電話 075-871-5016
・境内自由
・庭園拝観時間 9:00~16:00(平日・土曜日)/9:00~16:30(日祝日)
・拝観料 大人500円/学生400円/子供300円
アクセス
・最寄り駅 阪急「松尾大社」徒歩約3分
・バス 「松尾大社前」徒歩約3分
・HP https://www.matsunoo.or.jp/
・電話 075-871-5016
・境内自由
・庭園拝観時間 9:00~16:00(平日・土曜日)/9:00~16:30(日祝日)
・拝観料 大人500円/学生400円/子供300円
アクセス
・最寄り駅 阪急「松尾大社」徒歩約3分
・バス 「松尾大社前」徒歩約3分
・HP https://www.matsunoo.or.jp/
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藤花
