2018年10月6日 更新

【京都苔めぐり】苔マニア必見!有名寺院の庭園がジオラマ苔アートに☆京の奥座敷・大原の苔絨毯「三千院」

JR東海『そうだ京都行こう』の企画。京都の有名寺院5か所で苔アート作品展示。京の奥座敷・大原の紅葉の名所でもある三千院。圧巻の緑の苔絨毯も見所。

大原の看板スポット・三千院

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京都の有名寺院5か所で苔アート作品を展示する企画『モシュ印・苔寺リウム』。これまでずっと巡ってきましたが、残すところここがラストに。

京の奥座敷・大原の顔とも言える有名寺院。「京都~大原三千院~恋に疲れた女がひとり~♪」の歌でもおなじみ。ちなみにこの曲名が『女ひとり』ということを今回初めて知りました(笑)
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歌にもありましたが、女ひとりで訪れたくなるほど癒しのお寺としても有名。

創建は比叡山延暦寺建立の際、最澄によって草庵を結ばれたのが始まり。本尊は薬師如来の門跡寺院。かつて大原は貴人や仏教修行者の隠棲の地として知られた場所。そんな場所でひっそり過ごすことが癒しにつながるのかもしれません。
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この日は台風接近ということで、天候も降ったり晴れたりと両極端なコンディション。なので、観光客も少な目でしたが、かえってゆったりと拝観。
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室内は撮影禁止。撮影箇所はお庭や今回の展示スペースだけに限られています。さっそく登場のモシュ印&苔寺リウム。
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まずはモシュ印。細い毛筆部分を途切れることなく苔で描かれた様は、神業でもあり。
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この御朱印も期間限定のようです。
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苔寺リウムも例によって3作品。
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若干ホラーか妖精でもいるのか?と空目してしまいましたが(汗)わらべ地蔵。このあと現物を拝観するわけですが。
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往生極楽院周辺。
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聚碧園(しゅうへきえん)。
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縁側から望む聚碧園。ここではお抹茶がいただけ、皆静かにお庭を眺めながら過ごされていました。池泉観賞式庭園で江戸時代の茶人・金森宗和の修築。
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まだ紅葉には程遠い状態ではありましたが、これもあと1か月程度で美しい紅に染まる光景に。苔とのコントラストがまた見事な景色に。
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本堂の宸殿からまた靴を履き、極楽院へ向かう途中の有清園。池泉回遊式庭園。
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ベルベット上の苔じゅうたんにうっとり。
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ちょうど苔寺リウムにもあった風景。奥には極楽院。
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苔じゅうたんから顔を覗かせているのが、わらべ地蔵。
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上手くまわりの景色と同化しています。

今回は苔めぐりで拝観しましたが、紅葉シーズンにはまた艶やかな庭園風景が多くの観光客を魅了することでしょう。そんな序章とも言える、今回のモシュ印&苔寺リウム企画。移りゆく季節の風景を作品とともに楽しんでみてください。

三千院 へのツイート

詳細情報

イベント名:初秋の京都「モシュ印/コケ寺リウム」キャンペーン
開催期間:9月1日(土)~11月30日(金)
対象寺院:三千院、圓光寺、建仁寺、東福寺、常寂光寺

三千院
住所:京都市左京区大原来迎院町540
電話番号:075-744-2531
拝観時間:3月~12月7日   8:30~17:00 (閉門17:30)
     12月8日~2月   9:00~16:30 (閉門17:00)
拝観料:一般 700円(団体30名以上600円)
    中学生・高校生 400円(団体30名以上300円)
    小学生 150円
休館日:無休
関連サイト:http://www.sanzenin.or.jp/
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