2018年10月29日 更新

【京都和菓子めぐり】下鴨神社スグの朝から客が殺到する老舗!作りたてイートインも☆「阿闍梨餅本舗 満月」

出町柳にある、百貨店でどこも取り扱う和菓子老舗。名物『阿闍梨餅』は朝の開店と同時に客が絶え間なく買い求める人気菓子。本店ではイートインスペースもあり、作りたての温かい阿闍梨餅をいただける。

開店と同時に絶え間なく客が訪れる人気和菓子店

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叡電出町柳駅から東へ。
創業が江戸末期の老舗和菓子店。『阿闍梨餅』と聞くと、ピンとくるくらいどこの百貨店でも取り扱いのある、人気和菓子の郷がこちら。本店になります。
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この日はオープン9時より早い時間に来てしまい、店前で待つことに。ですが、すでにオープン待機で駐車場には車が停まっていました。時間つぶしに、ふだんあまりじっくりと観察したこともない本店周辺を観察。
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玄関前の両サイドに正方形の白い玉砂利枠。以前鬼門除けでこういうのを設えてる家をよく見かけましたが、盛り塩代わりなんですかね。守衛さんに聞くと、とゆの雨水落ちるための構造ですかね、と。お店の方忙しそうだったんで、聞きそびれたんですが(笑)
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お庭の脇にプランターが並んでいます。
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こちらの和菓子の原料となる、白小豆や丹波大納言小豆のプランター。
普段、完成品食べることはあっても、原料をイメージすることがあまりないので、こんなふうに育ったものからおまんじゅうが出来ていることを想像してみたり。
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で、定刻9時になるやいないや、続々と客が来店し一気ににぎやかに。
バラで買う人や大量に注文する人、電話で予め注文しておいて商品を取りに来る人などさまざま。

で、私はといえば、店内のイートンスペースで食べる旨を伝え、阿闍梨餅1個108円を注文。

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イートインスペースには古い骨董のような、木製のテーブルと椅子。そして、骨董の調度品や掛け軸も。落ち着く空間です。
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ほどなくすると、こんな風にお皿に盛られ、お番茶も添えられて運んできてもらえます。

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これ、本店ならではのサービス。作りたてで、まだほの温かい阿闍梨餅。

「阿闍梨餅」とは比叡山で修行する僧にちなんで命名。千日回峰修行する阿闍梨さんの網代笠を象り、厳しい修行中に餅を食べて飢えをしのいだことにちなんで考案されたんだとか。
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久々にいただく阿闍梨餅。やわらかいです。出来立て。
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食べてみます。
噛むと独特の歯ざわりの阿闍梨餅。狐色に焼かれた外の皮の中に、ねっちりと求肥餅、さらにその中に餡が入り、時折固形感ある丹波大納言小豆の舌触り。この三位一体の味わいがクセになる美味しさ。
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冬場はこのテーブル中央の囲炉裏で炭に火が焚かれ、暖を取りながらいただける極上イートンスペース。

温かいのをすぐさまいただける、本店ならではなサービス。お土産用とは別に、イートインで試食がてらいただくのもいいですね。

ヨ~イヤサ~♪

阿闍梨餅本舗 満月 への口コミ

詳細情報

住所:京都府京都市左京区田中大堰町139
電話番号:075-791-4121
営業時間:9:00~18:00
定休日:水曜不定休
関連URL:http://www.ajyarimochi.com/index.html
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