2017年11月23日 更新

【2017京都紅葉最新】世界遺産!有名すぎる枯山水の石庭を彩る紅葉の借景☆「龍安寺」

京都観光スポットの中でも、一年通じて人気のお寺で世界遺産。有名な枯山水の石庭は、国内はもちろんのこと、外国人観光客にも人気。そんな石庭の紅葉風景を拝観しに行ってきました。

一際映える紅葉を借景とした石庭は必見

 (104840)

京都のお寺観光スポットとして、こちらも外せない場所。金閣寺からきぬかけの路に入り、通り沿いに参道。

臨済宗妙心寺派のお寺。妙心寺との関係が深く、山内塔頭と同様の扱いを受けています。妙心寺、ここから南方面にありますが、けっこう離れてますけどね。
 (104841)

「石庭」として知られる枯山水の方丈庭園で有名。室町幕府の管領、守護大名で、応仁の乱の東軍総帥でもあった細川勝元が宝徳2年(1450年)に創建した禅寺。

途中、色づくもみじを眺めながら
 (104842)

苔とのコントラストに目が奪われます。
 (104856)

この辺りはまだ緑色ですね。まだ紅葉シーズンもしばらく楽しめそうですね。
 (104843)

すいません。いきなり本題の石庭になってますが(笑)ちょうど赤々とした紅葉を借景に。春は紅しだれ桜になりますが、今は葉も落ちて枝だけになっています。
 (104844)

方丈庭園。というか『石庭』呼称のほうがあまりにも有名。
敷き詰められた白砂に、東から5個、2個、3個、2個、3個の合わせて15の大小の石を配置。作庭者、作庭時期、意図ともに諸説あるみたいです。

いろんな場所や角度から全部を見渡そうと試みますが、どの位置から眺めても必ずどこかの1つの石が見えないように配置されていることで有名。
 (104845)

皆、縁側に腰掛けしばしゆったりと眺めて過ごされてました。日曜日だったんで参拝客多かったんですが。
 (104847)

方丈広間。襖絵、普段は非公開なんですかね。このときは壮観なくらい開放されてました。
 (104846)

そのまわりにも色づくもみじ。
 (104848)

秋の木漏れ日とともにグラデーションがかった紅葉。
 (104849)

 (104850)

そして、こちらも有名な茶室蔵六庵の露地にある知足の蹲踞(つくばい)。茶室に入る前に手や口を清めるための手水鉢。

水戸藩主徳川光圀公の寄進と伝えられ、一見「五・隹・疋(但し、上の横棒がない)・矢」と読めるが、水溜めに穿った中心の正方形を漢字部首の「口」と見れば「吾れ唯だ足ることを知る」となる。「知足のものは貧しといえども富めり、不知足のものは富めりといえども貧し」という禅の格言を謎解き風に図案化したもの。
 (104852)

で、1周してグッズ売り場へ。その前に石庭の縮小版。最初に確認してから石庭見た方がわかりやすいです。いまさらですが(笑)
 (104851)

これいいなぁ~と皆で話していたんですが。石庭文鎮。全景とパーツと2種類。あまり文鎮使う機会ないですがね(笑)
 (104860)

池泉回遊式庭園の中央には広大な鏡容池。年間を通じて四季それぞれの花を楽しめますが、柿の実もなりすっかり秋色の風景。
 (104861)

境内の湯どうふ屋さんでランチいただこうかと行ってみるも、この日は行列で退散。また別の機会に訪れたいですね。色づく紅葉は申し分ありませんでしたが。まだ見頃が続きそうです。ぜひ!

龍安寺 へのツイート

詳細情報

名称:大雲山 龍安寺(だいうんざん りょうあんじ)
住所:京都市右京区龍安寺御陵下町13
電話番号:075-463-2216
拝観時間:8:00~17:00
拝観料:大人500円 小中学生300円
公式HP: http://www.ryoanji.jp/top.html
22 件

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

三杯目 J Soup Brothers 三杯目 J Soup Brothers