2019年6月30日 更新

【京都南禅寺】『御詠歌のつどい』参加で未公開の幻の三本鳥居を月イチ無料拝観!「大寧軒」

おおきに~豆はなどす☆今回はこれまで未公開の名園のある南禅寺塔頭。珍しい石造りの三本鳥居が庭園内にあり、幻の鳥居。月1回開催される『御詠歌のつどい』に参加すると無料で拝観できます。

今回から月イチでスタート!『南禅寺独秀流御詠歌のつどい』

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ねじりまんぽから南禅寺へ。いつもの座禅会へ行く時の道のり。
ここを歩くだけでも四季折々の景色が楽しめ、お気に入りのコースなんですが。
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その途中にある、南禅寺塔頭・大寧軒。
じつは京都の珍しい鳥居を探している時に、こちらのお庭に三本鳥居があることを知り、ずっと拝観してみたいと思っていたのですが、普段未公開。

それが、今回から月1回開催されるとあるつどいに参加すると拝観できることを知り、やってきました。貴重なチャンスですからね。
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ここ大寧軒は、もともと南禅寺塔頭である『大寧院』跡でしたが、明治時代の神仏分離令(1868年)により寺領は上知となり、寺院合廃の政令により廃院。琵琶湖疏水工事に伴い周辺は別荘地に。

明治末期には茶道家元・藪之内家の所有となり、茶人・藪之内紹智作庭の庭園も造園。これまでほとんど一般公開されていませんでした。

それが、近年100数十年ぶりに南禅寺の所有に戻り、今回の『南禅寺独秀流御詠歌のつどい』開催に伴い、一般公開されることになりました。
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茶人好みの作庭で、配石、苑路など随所に露地風の趣。
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豊かな琵琶湖疏水の水を庭園に引き込み、この界隈ならではの造園様式の築山林泉庭。

半夏生が見頃。
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玉石の枯山水式の川。奥には小さな滝もあります。
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私もこれまでいろいろな名園を巡ってきましたが、なんとも風流で侘び寂び感をたたえながら、趣向をこらしたデザイン。終始うっとり。
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そして、こちらがその三本鳥居。三方どこから見ても鳥居の正面となり、これは太秦にある蚕の社の三本鳥居を模して造られたもの。
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清流の中に建つ三本鳥居。こんなふうに間近に見られるのも貴重な体験。
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丁度この日は雨が降っていましたが、苔や木々の緑がより一層艶やかで美しい様相。
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で、本題はこちら。『独秀流御詠歌のつどい』。三本鳥居見たさに参加したので、一体全体それがどういうものかも全くわからず(笑)

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独秀流南禅教会は御詠歌を通じて禅の教えに親しみ、信心することを目的として組織されたもの。

そもそも『御詠歌』って何?て話なんですが、普段座禅会で唱える和賛や般若心経を曲に乗せ、さらに鳴り物を使って唱える、強引に言ってしまえば仏教版ゴスペルのようなもの。その起源としては、平安時代花山法皇の西国巡礼時に始まったとされ、観音三十三所諺註が最初という説が有力とのこと。
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御教本の他に、こんな鳴り物が必要になります。今回は南禅教会でお借りしました。
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今回初回でいろいろとその作法を聞きつつ見よう見まねで。これが定位置。
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途中、休憩をはさみ、この日は初回だったからかお菓子もいただきました(笑)
お庭を眺めながらしばし談笑。

今後、毎月の最終木曜日に御詠歌のつどいがここ大寧軒で無料開催されるそうです。紅葉シーズンにもこの名園を拝観できます。
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普段座禅会で唱える座禅和賛にも音程やこぶし、そして鳴り物が加わり、それを皆で唱和する面白さ。総本山の南禅寺で開催される貴重な体験。

貴重な名園も拝観できます。ぜひ、お気軽にご参加ください。

ヨ~イヤサ~♪

大寧軒 への口コミ

詳細情報

住所:京都市左京区南禅寺福地
電話番号:075-771-0365
関連サイト:http://www.nanzen.net/index.html

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豆はな 豆はな