日本画・木島櫻谷の作品50面の襖絵を初公開
そして、本堂には櫻谷が34歳の最盛期、明治43年(1910)に制作され、櫻谷がそれまで写生に訪れた日本各地の風景をもとに描いた作品、5室50面。こんな具合に作品が配置されています。
本堂は南禅院のように中央仏壇があり、そのまわりを仏間が取り囲んでいるようなの間取り。今回はかなり近くまで接近して作品を鑑賞することができ、ちょっと興奮するほど。
これまでの私が見た櫻谷の作品にはない、墨を丹念に重ねぼかしで濃淡を出しつつ、柔和で穏やかな絵が多く、慈愛に満ちた印象を受けました。最後の達磨図には肌色を使い、京都のお寺の数ある達磨図の中で、とても朗らかで優しい印象を受けました。櫻谷にとっての達磨大師はそんな印象なのかもしれませんね。
本堂は南禅院のように中央仏壇があり、そのまわりを仏間が取り囲んでいるようなの間取り。今回はかなり近くまで接近して作品を鑑賞することができ、ちょっと興奮するほど。
これまでの私が見た櫻谷の作品にはない、墨を丹念に重ねぼかしで濃淡を出しつつ、柔和で穏やかな絵が多く、慈愛に満ちた印象を受けました。最後の達磨図には肌色を使い、京都のお寺の数ある達磨図の中で、とても朗らかで優しい印象を受けました。櫻谷にとっての達磨大師はそんな印象なのかもしれませんね。
詳細情報
名称:南禅寺塔頭・南陽院
場所:京都市左京区南禅寺福地町86−10
電話:075‐771‐4528
場所:京都市左京区南禅寺福地町86−10
電話:075‐771‐4528
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もう2022年の紅葉シーズンも終了ですね。境内は散紅葉の赤い絨毯が三門前に展開してました。