桜シーズン到来！明治2年建築の旧小学校跡地で超ゴージャスなアフタヌーンティー体験

清水寺エリアにある4つ星ホテル「ザ・ホテル青龍京都清水」の敷地内にある「ブノワ京都」で、春限定の桜のアフタヌーンティーが2023年3月1日からスタートしています。他のアフタヌーンティーとの圧倒的な違いが1つあるので、コース内容とともにご紹介していきますね！

観光客で賑わう清水の一等地の隠れた愉しみ

「ザ・ホテル青龍京都清水」に併設するブノワ京都

五条坂の坂道を上がり、産寧坂へ。維新の道との交差点を左に曲がると「ザ・ホテル青龍京都清水」の静かで格式高い門構えが見えてきます。清水の複雑に混じり合う狭い古道で迷ったら、法観寺の五重塔を目印にすれば、そこから石畳の道を産寧坂方面に歩けばたどりつけます。

敷地の入り口、ゲート前にそれぞれ制服を着た警備員さんがいて緊張感が高まりますが、同時にこれから始まる特別なサービスへの期待感も高まります。

ブノワ京都とは？

ブノワ京都は、ミシュランガイドにおいて「異なる国で3つ星を獲得した」世界初のシェフであるアラン・デュカスがプロデュースするフレンチレストラン。

清水エリアで、法観寺の五重塔（八坂の塔）が窓越しに見える一等地にあり、最高にクールでラグジュアリーなサービスを提供してくれる特別な場所です。

お花見気分を味わえる「桜のアフタヌーンティー」

アフタヌーンティーメニュー（写真は2名分）の内容は充実。

ワゴンサービスのようにトレイに整然と並んだスイートは、「どれか選んでください」というものではなくすべて独り占め（二人占め？）。

・いちごのムース
・ビスキュイローズ／フランボワーズ
・季節のフルーツタルト
・レモンと柚のタルト
・桜のショートブレッド
・ル・ショコラ・アランデュカスのチョコレートを使用したゴマのビスケット

ひとつひとつ違うストーリーを綴るように、異なる世界を味合わせてくれます。
私が好きだったのは、酸味の刺激が効いたレモンと柚のタルト、胡麻のザラザラとした舌触りが心地よいアランデュカスのチョコレートとゴマのビスケット。

銀食器の上のソルティは3種類

・クリスピーサンドイッチ
〜テリーヌ・ド・カンパニュー、玉ねぎのコンポート、ピスタチオ、紫蘇〜

・ベジタブルサンドウィッチ、カクテルソース

・信州サーモンの燻製、ゴールド・キャビア

英国式アフタヌーンティーの形式と同じくサンドイッチがつきますが、内容は非常に豪華。ランチと考えても十分な内容です。

アフタヌーンティーには定番のスコーン。ほんのり焦げ目のついた表面、ほかほかと温かいまま提供されます。添えられたジャムも果実のフレッシュな酸味を感じられて非常に美味。スコーンを食べると口の中の水分を持っていかれますが、こちらのアフタヌーンティーはフリーフロー。（飲み放題）

格の違いを感じさせるフリーフロー

さまざまなアフタヌーンティーを体験してきて、「ブノワ京都」の他とのもっとも大きな違いと感じたのが、このフリーフロー。アフタヌーンティーでフリーフローは珍しく、ビュッフェなどではフリーフローもありますが、大概がセルフ。

毎日、自家焙煎コーヒーの豆をいろいろなお店で購入して挽きたてを淹れているので、なんとなく味の違いはわかるのですが、こちらのカフェラテは別格でした。フリーフローでこれが飲めるなんて幸せすぎる。

フリーフローのドリンクでは、9種類のドリンクが選べます。
＜紅茶＞
アッサム、アールグレイ
＜フレーバーティー＞
ルイボス、ミント、カモミール、ヴェルヴェーヌ
＜コーヒー＞
コーヒー、カフェラテ、カプチーノ、エスプレッソ

いうまでもなく、紅茶やフレーパーティはポット提供。ウェルカムドリンクでいただいたルイボスティの鼻から抜ける清涼感が忘れられなくて、２度お替わりしてしまいました。紅茶やハーブティーも気になります。とにかく、このドリンクを気兼ねなくお替わりできるだけでも、かなり価値あるアフタヌーンティーかと思われます。

スイーツやセイボリーの内容は、写真のメニューのとおりです。

窓からは法観寺の五重塔がくっきり。この季節、桜を目当てに人酔いしそうなほど混雑する清水エリアで、静かに優雅に、美味しいスイーツとティーで一息つく時間。贅沢の極みです。

ブノワ京都 2023年春「桜のアフタヌーンティー」の詳細

ブノワ京都
■アフタヌーンティー提供時間： 13:30〜16:30(15:30 L.O.)
■住所：京都市東山区清水２丁目２０４−２ The Hotel Seiryu敷地内
■アクセス：京都市バス「清水道」バス停から徒歩約5分
■電話：075-541-0208
■メニュー: benoit-kyoto.com
■予約：一休、テーブルチェック、食べログほか