2023年1月13日更新

【限定】京都東山に佇む邸宅で"和のアフタヌーンティ"、御菓子懐石を楽しむ「THE SODOH」

高台寺や八坂の塔のすぐそばに佇む邸宅レストラン「THE SODOH」。その下別館で限定的に開催される御菓子懐石をご紹介します。和のアフタヌーンティー、はじめての体験になること間違いなし。

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唯一無二の御菓子懐石

京都きっての観光エリア、東山で結婚式場やレストランを展開する「THE SODOH HIGASHIYAMA KYOTO 」

メインの結婚式場やレストランがある広大な邸宅とは別に、結婚式の打ち合わせなどで使われる立派な別館がすぐ横にあり、そちらでは予約＆曜日限定で御菓子懐石なるメニューがあるので、ご紹介します。

それにしても、立派な建物なのに、御菓子懐石以外には、打ち合わせでしか使っていないとのこと。なんて贅沢。

２階奥には、立派なカウンター席を設えたお部屋があり、こちらがお菓子懐石のお部屋になります。

和をベースにしたアフターヌーンティ・アセットセールで一皿ずつ、提供されるイメージです。

テーブルの上にセットされた紙には、想いやお品書きが記させています。

この日は、下記のメニューに加えて、お茶のペアリングが用意されています。

雲丹　手毬、中トロ　熟成とろみ醤油

揚げ餅　キャビア　京七味

柚子　温州みかん

洋梨　宇治抹茶　黒糖

おはぎ　みたらし　白ごま

※季節や仕入れによって変わります。

まず１品目の「雲丹　手毬、中トロ　熟成とろみ醤油」
わっとテンションが上がる、高級食材たち。
中トロの上には金箔も！なんとも贅沢なスタート！

とろけるような食感とトロが持つ脂の甘味、熟成醤油の旨味も加わり、溜息をついてしまうほどの美味しさ。

濃厚な雲丹には少しの塩を。口の中に雲丹の旨味がふわっと広がります。またシャリが美味しく、まるでもち米を使っていうようなモチモチ感でした。

またペアリングのお茶が美味しくて、苦みよりも旨味が前にきたお茶で、まるでお出汁のような味わい。スタートから驚きの連続。

続きまして、揚げ餅にキャビアをのせ京七味が添えられた、出会ったことのない一品。こちらにも金箔が。

素朴な揚げ餅をアップデートされた一品。塩味はキャビアで補っていてます。

パリパリの海苔に、餅の食感、キャビアのプチプチ感と塩味が想像以上にマッチしていました。

七味の複雑で優しい味わいの辛味が、いいアクセントになります。高級料亭でもでてきそうな完成度の高さ。

つぎは、柚子と温州みかん。

みかんの身の下はゼリー寄せになっています。
みかんの酸味がよく、柚子やハーブも加わり華やかな香りが心地いい一品。
みかんとゼリーの食感の対比も楽しめます。

水だしの玉露のほろ苦さにもよくあいます。

洋梨を黒糖でキャラメリゼのような状態にし、宇治抹茶を泡状に仕立ててあわせた、和と洋が合体したような一品です。

パリッと食感の洋梨を、泡状になった抹茶の旨味が包み込みます。
小さなパイが食感にアクセントを加えてくれます。

最後はおはぎなんですが、炊き立てのもち米で作ります。
ふわっと甘い、もち米の香りが広がります。炊き立てのもち米で作るおはぎ、期待しかありません！

丁寧にもち米をまぜあわせ、おはぎの形に成形します。
そのあと、みたらし餡にくぐらせたっぷりの白ごまを。

作り置きのおはぎにはない、食感と香りの豊かが特徴的。
この香り高い白ごまが、おはぎをより上品に仕上げてくれます。

このおはぎは、ぜひ一度食べてほしいです。

最後の一皿。これは、なにだと思われますか？

今日使われていた茶葉に、ぽん酢をあわせたもので、おひたしのようなイメージ。
ほのかに残る、茶葉がもつ旨味と香りがとてもよく、ぽん酢の酸味もあり〆にぴったり。ほうれん草などで作るおひたしよりも好きかもしれません。

御菓子懐石、はじめての体験でしたが洋のエッセンスもあり起承転結がハッキリした、他にはメニューでとても美味しくて、感心させられました。

別館では、普段結婚式の打ち合わせに使われてるスペースなので、とても上質で落ち着いた空間です。

THE SODOHだからできる空間作りとお料理の数々だと再確認しました。

和のアフタヌーンティー、アシェットデセールとして、ぜひ一度試してほしいなと思います。おすすめです。

店舗情報

名称：御菓子艸堂（ソウドウ）
住所：〒605-0824 京都府京都市東山区南町409（東山艸堂別館）
御菓子懐石
営業時間：11時-13時、14時-16時、18時-20時の二時間制
営業日：火曜日・水曜日のみ　※前日15時までのご予約が必須

SNS：https://www.instagram.com/okashi_sodoh/