2022年5月8日 更新

【2022京都開花情報】天然記念物カキツバタ見頃☆世界遺産上賀茂神社摂社「大田神社」

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は北区上賀茂にあるカキツバタの名所として知られる神社。ちょうど見頃を迎えています。5月8日の様子。

天然記念物カキツバタが見頃をむかえる神社

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北区上賀茂のひっそりとした山裾にある神社『大田神社』。カキツバタの名所として知られ、そろそろ見頃を迎えている時期かとやってきました。

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来歴の詳細は不明ですが、延喜式神名帳記載の古社で、この賀茂において最古と伝わり、すぐ近くにある世界遺産・上賀茂神社(賀茂別雷神社)より古い社と伝わっています。上賀茂神社創建後はその境外摂社として今に至ります。御祭神には天鈿女命(あめのうずめのみこと)を祀ることから芸能上達、さらに上賀茂神社より古いことから延命長寿の御利益がある、とされる神社。
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そして、参道の脇の「大田ノ沢」では、約2000平方メートルの敷地にカキツバタ約25,000株が自生する「大田ノ沢のカキツバタ群落」が。昭和14年(1939年)には国の天然記念物に指定。

この時、朝8時前でしたが見物客が思い思いに撮影されていました。
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この大田ノ沢は平安時代からの名所とされ、尾形光琳の『燕子花(かきつばた)図』のモチーフになったとの言い伝えもあるとか。SNSでは見頃を過ぎたとの情報もありましたが、まだまだ美しい濃紫色の花を咲かせ、観る者に凛とした清涼感を与えるような印象。
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この大田ノ沢も全体を見渡してみると、中央に中州ですかね。木々が茂り、そのまわりにカキツバタが群生している様子。すぐ近くにある深泥池と同様に、古代沼地であったといわれ、かつて京都盆地が湖であった頃の面影を残すものと言われています。
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さらに参道を進んで本殿へ。

すると、水路にこんな表示が。タゴガエルが生息するらしく、水路のどこかに身を潜め、その姿は見ることができませんでしたが、時々忘れたころにグーと鳴き声が聞こえてきます。
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本殿は森の中にあり、周りは木々の緑で囲まれ、自然と一体になったような境内。
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参道には白鬚社、百大夫社、鎮守社の小さな社が並んでいます。
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拝殿があり、その奥に本殿。拝殿、本殿ともに寛永5年(1628年)の造替。本殿は一間社流造で、屋根は檜皮葺。拝殿は「割拝殿」(わりはいでん:中央が吹き抜けて通れる拝殿)という古い形式で、屋根は本殿と同じく檜皮葺。

本殿の裏手には『大田の小径』というこのあたりの住民により整備された散策路があり、自然豊かな山道が続きます。

そして、里神楽の「巫女神楽(チャンポン神楽)」(京都市登録無形民俗文化財)の月次祭奉納が毎月10日の午後7時頃より執り行われ、寿命長久の社ということで高齢者によって囃し舞われるとか。『チャンポン神楽』はその音色から由来し名付けらえれているんだとか。こんな森の境内の夕刻に執り行われる神楽、さぞ幻想的な風景なんだろうな、と想像します。また機会あれば、その様子を見てみたいですね。

詳細情報

名称:大田神社
場所:京都府京都市北区上賀茂本山340
電話番号:075-781-0011
関連サイト:http://www.kamigamojinja.jp/topics/2011/2011_kakitsubata.html
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