2024年7月26日 更新

【京都】真夏の風物詩!足元ひんやり♪ 無病息災を願う「下鴨神社 みたらし祭」

暑い日が続き、涼を求めたくなりますね。一気にクールダウン出来て、無病息災も祈願できる「みたらし祭 足つけ神事」は素敵なクールスポットです。7月28日までの開催。

真夏の京の風物詩

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下鴨神社の正式名称は賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)。ご祭神は賀茂建角身命と玉依媛命で、平安期以前の創祀と伝わり、京最古の社の一つです。
「糺の森」の広大な境内には、本殿(国宝)2棟や53棟の重要文化財社殿が並び、1994年に世界遺産に登録されました。
本殿を目指し、糺の森へ一歩入ると、とても涼しいです。周囲の喧騒を忘れ、心が浄化される感じがします。

みたらし祭とは?

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みたらし祭 足つけ神事とは?

平安期の頃、貴族が季節の変わり目に禊祓いをして、罪・けがれを祓っていました。土用の丑の日に、御手洗池の中に足をひたせば、罪やけがれを祓い、疫病や安産にも効果があると伝わり、それが現在の神事となったようです。毎年、土用の丑の頃に御手洗社において行われ、無病息災を祈願します。

~下賀茂神社 みたらし祭~
開催期間:2024年7月19日~7月28日
拝観時間:9:00~20:00
献灯料:大人500円 中学生以下 志納
住所:京都市左京区下鴨泉川町59
アクセス:京阪出町柳駅より徒歩約12分
関連ページ:https://www.shimogamo-jinja.or.jp/
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参道の糺の森から、楼門をくぐり、本殿へ参拝。その後足つけ神事へ向かいます。
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楼門のそばが入り口となっています。入り口で献灯料を納めます。
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みたらし祭の流れが表示されていました。
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こちらで靴などを脱ぎ、裸足で池に入る準備をします。毎年御手洗池の水位は様々で、参拝した日は膝下で、15~20センチほどでした。靴入れ用のビニール袋の配布がありますが、足ふき用のタオルなどがあれば安心です。
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ろうそくを受け取り、こちらから御手洗池へ入水します。
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「つめたい~」びっくりしたような子供さんや、大人も思わず声が出る冷たさです。夏休みに入ったせいか、ご家族連れが多かったです。
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水温は15度ほどだそうです。足を冷やすだけで、身体が一気に冷えて、猛暑で火照った身体をクールダウン出来て、心地よくなります。
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入水して御手洗社の前まで50メートルほど進みます。
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献灯台にてろうそくに火を灯し、献灯し、無病息災を願います。
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御手洗社は井戸の上に建つことから、別名井上社といわれいます。みたらし祭は御手洗社のお祭りです。
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足つけ神事終了後、こちらで靴などを履きます。
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紙コップか、陶器の器でご神水をいただき、身体を清めます。持ち帰り可能で、ペットボトルを持参しました。持ち帰り容器や、ペットボトル入りのご神水も販売されていました。
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無病息災と健脚祈願が出来る足形と腰の祈祷木です。(別途300円)裏に名前と年齢を記入祈願します。
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御手洗社前の水に浮かべ祈願します。みたらし祭限定の祈祷木です。
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楼門の方へ向かうと、水みくじがありました。ここで今年後半の運気を占うのも良いかもしれませんねー。
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今年初めて見かけたのが、「玻離守」。無病息災を願うお守りで、みたらし祭限定だそうです。
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ビー玉のような形で、「無病息災」と書いてありました。カラフルでとっても可愛かったです。
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楼門と鳥居の間に、露店が数店舗出店されていて、豆餅が人気の「出町ふたば」が営業されていました。豆餅は、3個入りと5個入りの販売で、本店よりも並ぶ時間が短そうでした。営業はしていませんでしたが、「賀茂みたらし茶屋」の露店もありました。
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今回は、真夏の風物詩 みたらし祭について紹介しました。7月28日まで開催されていますので、近くへ行かれた際には、立ち寄られてはいかがでしょうか?

スポット情報

名称:下鴨神社 
住所:京都市左京区下鴨泉川町59
電話番号:075-781-0010
アクセス:京阪出町柳駅より徒歩約12分
関連ページ:https://www.shimogamo-jinja.or.jp/
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